ニューヨークの遊び方

NYアニフェスのブースの様子

ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集の続編です。会場ブースの様子をお伝えしましょー。 こういうコンベンション・センターのイベントでは、最新グッズや情報もいっぱい。このフェアは、業界向けではなく一般消費者向けってことで、各ブースで気に入ったアイテムを買えるようになってます。

連なるブースは、行けども行けどもコスプレ衣装、キャラクターグッズ、マンガ本など、アニメに関係するモノだらけ。こんなにアニメ関連商品ってあるんですね。まとめて見てくとクラクラするほど。猫ミミ販売店とかまであるんですよ（笑）。

マンガはもちろん英語版。ニューヨークでは普通の書店にも日本のマンガ本コーナーがあるんですけど、ここでは通常よりも安くなってたり、まだ一般に販売されてない本も売ってたりしてお得。

来月発売予定の手塚治虫さんをフューチャーした"The Art of Osamu Tezuka: God of Manga"（マンガの神様、手塚治虫のアート）を発見。表紙はやっぱりアトム。タイトルに「アート」とか「マンガの神様」って入ってるだけあって読み応えありそうです。しかもドキュメンタリーDVD付。早速、購入することに。

キュートなぬいぐるみが山積みされたブースもありました。いかにも日本っぽいデザインが目を引きます。でも、店員さんはみんなアメリカ人。出展者資料を見たら、ここはHappy Japanっていうショップのブースで、店舗はテネシー州ナッシュビルにあるんですって！

いわゆるアメリカ南部、人口の大半が白人で、たぶん比較的っていうか結構、保守的な地域と思われるテネシー州にもジャパニーズ・ポップカルチャーは普及してるんですねー。

確かに、スカーフを頭にかぶってカゴにイチゴを入れた「古き良きアメリカ」って感じのシロクマちゃんとかって保守層にも好かれそう（笑）。お店の名前がHappy Japanとか、ほのぼのしそうなキュートなグッズをメインで取り扱ってるのも土地柄を考慮したものかも。興味深い傾向です。
猫ミミ屋さん
いろんなポスターとか日本刀を売ってる武器屋さんも
ゲームメーカーのブース
ジャパンソ・サエティ（アメリカ人がはじめた日本協会、在ＮＹ）もブース
テネシーから来たキュートなブース
今回は手塚治虫さんのアート本と・・・
シロクマちゃんを連れて帰りました〔ご参考情報〕
・www.newyorkanimefestival.com：公式サイト

【ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集】
（１）ニューヨーク・アニメ・フェスティバルへ
（２）AKB48、ニューヨークでアメリカ・デビュー！
（３）NYアニフェスでコスプレーヤーの皆さんと仲良くなりました
（４）NYアニフェスのブースの様子
（５）メイドカフェ横でメイドのオーディションやってました

3日間のアニフェス開催期間中に、ブースを１つ出すディーラー側の一番安い参加費は、400ドル（チビディーラー）。アーティスト・アレーにテーブル１つだけなら、たったの175ドル。なんだか結構良心的な料金設定なような気がします。米国の消費者や同業者の生の声を聞けますし、パフォーマンス用のステージや、コスプレ作りのレクチャーなどいろんなイベントを行うカンファレンス・スペースもあるので、ご興味のある方は日本からも参加してみてはいかがでしょうか。

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NYアニフェスでコスプレーヤーの皆さんと仲良くなりました

ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集の続編いってみましょー。やっぱりこういうお祭りにバリバリのコスプレでやってくる方々って、「ジャパニーズ・ポップカルチャー」とか、「日本人」が本当に好きなんですよー。ちょっと話しかけると、フレンドリーに自分がコスプレしてるアニメ・キャラについて教えてくれたり、一緒に来たお友達を紹介してくれるんです。ホームパーティみたい？

しかも、アニメのキャラの名前で"Hey, Mikuru come here!"（ミクル、こっち来てよ）とか呼ぶと、制服姿の女の子が何の説明もなく決めポーズして、"Mikuru Beam!!!"（ミクル・ビーム!!!）ってな感じ（一番上の写真）。

えーと、皆さん。いったい何のことだか分かりますか？

彼女たちは2006年にアニメ化された「涼宮ハルヒの憂鬱」のコスプレ。私もここで初めて彼女たちからかなり丁寧に（笑）教えてもらったばかりなんですけど、ここまで彼女たちを駆り立てる日本アニメのスゴサは強烈に感じました。

しかも、一部の人たちが・・・じゃなくて、普通の格好してるように見える人も実は何かのコスプレだったり、会場に来てる人たちのほとんど全員こんな感じのノリなんです。そして、ほとんど全員、日本人じゃありません。大人も子どもも！アニメだけあって、次世代までバッチリ魅了してます。すごい。ここまで日本文化が浸透してるなんて、いやぁ、これこそ本当に「百聞は一見にしかず」です。来て良かったなとしみじみ思いました。

それと、ニューヨークの場合、一般の方々がコスプレっていうか仮装して遊ぶカルチャーと言いますか、『何かしら自己表現をしながら参加するイベント』がものすごくいっぱいあるんですよ。今や世界的に有名なハロウィン・パレードだけじゃなくて、パレード系では、イースター・パレード、マーメード・パレード、ダンス・パレード、アート・パレードなどのほか、みんなでサンタクロースになるサンタコン、仮装ショッピングカート・レースのイディオタロッド、動物コスチュームを着て走るクラブ・アニマル・ミニ・マラソン、みんなで枕を持ち寄る枕投げ大会等など、挙げたらキリがありません。たぶん、ニューヨークならではの『多様性』がこの背景にあると思います。

要するに、ユニークで個性的な人を尊重する雰囲気があるんです。人と違うことで白い目で見られることはまずありません。もちろん、全員が全員ってわけじゃないですけど、社会的地位や教育水準の高い方ほど、その傾向が強くなります。

この多様性を重んじる価値観が、ニューヨークならではの活力やエネルギーを生み出し、人々に自分自身が何者であるかを自然に気づかせる機会を与えてるような気がします。なので、コスプレした人たちに対する全然関係ない普通の人たちのリアクションも、「おー、いいねー」とか「今度、私もやってみよっかな」ってな感じになってまして、こうしたイベントの日本の状況や世間の反応についてはよく知りませんが、たぶん、日本とはかなり違う感じになってるんじゃないかなと思います。
ポーズきまってますね日本のセーラー服姿の女の子も多めガンダムのキャラの皆さん
こっちはナルトポケモンも
メイドさんや・・・
妖精さんも？
右の子が抱えてるのは、アメリカ版ジャンプ
ゲーム・キャラもいろいろいましたマリオ、そう言えば別の場所でキノコ逃げてましたちょっと怖いパックマン
日本語のプラカード持ってる子も、ざんげちゃんって何？
なんか気合はいってますねーカップルとか親子でコスプレしてる方々も多め左はナルト、右のおじさんはゲームのキャラ？一見、普通の格好かと思ったら、バズーカ砲をお持ちでしたシューズかわいい普通にそのへんにいそうなお兄さんまた妖精さんでしょうか椅子もセットでトトロな女の子、かわいいー
【ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集】
（１）ニューヨーク・アニメ・フェスティバルへ
（２）AKB48、ニューヨークでアメリカ・デビュー！
（３）NYアニフェスでコスプレーヤーの皆さんと仲良くなりました
（４）NYアニフェスのブースの様子
（５）メイドカフェ横でメイドのオーディションやってました

やっぱりこういうのは実際に現場を見た方が良い、ということが今回改めてよく分かりました。写真もイキイキとした不思議なパワーに溢れてます。米国で事業展開しているビジネスマンの皆さんはもちろん、外務省の方々など外交に関わる皆さんも、参加してみるといろいろアイデアを考えるうえでとてもよい経験になると思います。あと、過去ログで、ニューヨークならではの多様性についてのお話や、この環境が人々に自分自身が何者であるかを気づかせる機会を与える気がするってお話も書いてますので、ご興味のある方はどうぞ。

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AKB48、ニューヨークでアメリカ・デビュー！

ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集、第二段です！もう少し写真や情報を整理してからアップしようかなと思いましたが、本日、9月27日（日）の夕方5時からＵＳデビュー・コンサートが予定されているということで、アニメ・フェスティバルで披露されましたAKB48のプレビュー・ショーの様子を、以下、４つに分割したビデオでお届けします。

1. 1曲目


2. 英語で挨拶＆2～3曲目


3. 4曲目＆英語でお話（かわいい）


4.ラスト（英語版　大声ダイヤモンド ）


（おまけ）
以上１～４のビデオを連続再生する再生リストはこちら↓からどうぞ。
http://www.youtube.com/view_play_list?p=0A69FFBC3B41CAC2

デビュー・コンサートの会場はWebster Hall (住所は125 E. 11th Street、右の地図の場所)です。

18歳以上であれば入場無料ですが、事前予約が必要になっていて、公式サイト（http://www.newyork-tokyo.com/wp/akb48/）で登録することになります。

あとは、先着順になってると思いますので今すぐ劇場に行った方がベターだと思います。もしかするともう長い行列が出来てるかもしれませんね。

【ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集】
（１）ニューヨーク・アニメ・フェスティバルへ
（２）AKB48、ニューヨークでアメリカ・デビュー！
（３）NYアニフェスでコスプレーヤーの皆さんと仲良くなりました
（４）NYアニフェスのブースの様子
（５）メイドカフェ横でメイドのオーディションやってました

AKB48を応援するＴシャツを来たアメリカ人グループがいたので、どこで彼女たちのこと知ったの？って聞いたら、「インターネットで！」ですって。それでネットでグッズを買って、この日、ここに来たそうです。うーむ、すごい時代ですね。Googleができて10年くらい、Youtubeがサービスを開始したのは2005年12月からでどっちもそんな昔じゃないんですけど、いろいろと新しい現象が起こっています。あと、ニューヨークは昔から劇場文化があって、普通に皆さん劇場に行って色んなショーを楽しむのに慣れてますので、AKB48は劇場で毎日公演してるって紹介されると、なんとなーく親しみやすい印象が生じて良いですね。

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ニューヨーク・アニメ・フェスティバルへ

ベジタリアンの方々の間では日本人は神様っぽく扱われてるとか、マンガがアメリカを征服する！なんていうこちらの方々の日本文化への関心の深さに関するお話をこれまでいろいろご紹介してきましたが、よーく考えてみると、一番盛大だって噂の「アニメのお祭り」に、まだ一度も行ったことなかったんですよ。

ニュースとかで盛り上がってるのは知ってたんですけど、アメリカに住む日本人ならコレ実際に体験しといた方が良いんじゃない？ってことで、今年で3年目を迎えるニューヨーク・アニメ・フェスティバル（New York Anime Festival）へ。

会場は、マンハッタン最大の国際展示場、ジャビッツ・センター内。34丁目の西、11番街にあります。ニューヨークで開催される大きな展示会は、オートショーとかの大きなイベントも全部ここでやってるんですよ。

アニメ・フェスティバルってどんな感じなのかな？ってワクワクしながら会場への道を歩いていると、あちこちからコスプレした方々が続々とやってきます。みんな基本的に日本のアニメのキャラクターのコスプレや、日本で流行ったゴスロリとかのスタイルをしてるんですけど、そのほとんど全員が日本人以外の方々。すごーく不思議な感じ。10人で信号待ちになったら8人はコスプレーヤー、しかもナルトっていうアニメのキャラ軍団みたいなノリなのです（笑）。

しかも、みんなすごくフレンドリー。大好きなアニメのお祭りだから楽しもうっていう思いに加えて、日本人や日本文化に対する好意や敬意のようなものまでお話してると所々で感じます。

こちらが恐縮しちゃうって言うか、なんかもっと事前に日本のアニメの予習をしてから行けば良かった・・・。

アニメのキャラクターやストーリーに加えて、こういう場を楽しむ作法というか、面白いルールなんかもありまして、こうしたアニメの母国から来た日本人としていろいろ勉強になりました。例えば、こういうもの。このお祭りの公式ガイドブックに書かれてたよくある質問に、「刀を持ってきてもいいですか？」（笑）。

いやー、ぜんぜん知らなかったんですけど、コスプレに刀などの武器は必須アイテムなんですね。花道の花バサミや、書道の筆みたいなもんでしょうか？現場にいたら下の写真のような感じになってて納得しました。ナルトに出てくる敵でしょうか？ずいぶん刃渡りの広い刀ですこちらもこちらは長いですこりゃもうアートですねなぜか女子高生まで斧？どんな設定のアニメなんでしょう？〔ご参考情報〕
・www.newyorkanimefestival.com：公式サイト。期間はSept 25-27, 2009（今日まで開催中）

【ニューヨーク・アニメ・フェスティバル特集】
（１）ニューヨーク・アニメ・フェスティバルへ
（２）AKB48、ニューヨークでアメリカ・デビュー！
（３）NYアニフェスでコスプレーヤーの皆さんと仲良くなりました
（４）NYアニフェスのブースの様子
（５）メイドカフェ横でメイドのオーディションやってました

ちょっといろいろありすぎて混乱してますが、ニューヨーク･アニメ・フェスティバル特集の1本目、とりあえずアップしてみます。ここに集まってる皆さん（特にコスプレしてる方々）の日本文化への思いとか、インターネットが普及したから起こってるとしか思えない興味深い様々な現象、手塚治虫さんのアート本（ＤＶＤ付、全米発売前の特別販売）とか、あと、日本から訪れていたAKB48の女の子たちがとても可愛いかったこととか（笑、この日はちょうどステージでショーを披露してくれました）、などなど情報が多すぎるので、整理しながら更新していこうと思います。

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近づく秋の気配

気がつけばもう9月も後半。夏から秋へと、少しずつ表情を変えるニューヨークの街角。マンハッタンの最南端、バッテリーパークへ。一番南側まで行って、女神さまが見えるベンチに座り、iPodにつめたニューヨークっぽい定番ソングを聴きながらリラックス。

気持ちいいー。真夏の頃と比べたら、空気は少しヒンヤリとして、なんとなく秋の匂いも・・・。季節の変わり目とか、何か変化があるタイミングでこの場所を訪れることが多いせいか、ここに来ると懐かしくいろんなことを思い出します。特に秋は、なんだかジーンとしてくるから不思議。

いろんなお祭りとかイベントなど、いつもどこかで大賑わいしてるニューヨークですけど、こういう感じで体の力を抜ける場所もたくさんあって本当に素敵。ぼーっとしながら自由に飛び交うカモメくんたちを眺めていると、とーっても気持ち良いですよ。落ち着きはじめた水遊び場ヨット気持ち良さそー遠くを眺めるカモメくん女神さま
ニューヨークって、住んでる人たちも世界中から集まっていて非常に多様性の豊かな街なんですけど、街そのものの構造も、いろんな表情があって幅が広いです。心にジーンと響く場所も多くて、いろんなことを感じさせてくれます。

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ミッドタウンでやってたストリート・フェア

週末、ニューヨークの市内各所で開催されるストリート・フェア。車道を閉鎖した歩行者天国状態に屋台がならぶお祭りは、9月に入ってもまだまだ続いてます。春から秋にかけて開催さいれるこのお祭り、年々、その数は増え、いろんな場所でやるようになりました。

先週末は、ミッドタウンの57～47丁目間のブロードウェイで開催。ちょうど劇場街の中を通り抜けるメイン・ストリートってことで大変な賑わい。

しかも、このストリート・フェアの南側の終点になってるブロードウェイの47丁目まで行くと、そこから南はタイムズ・スクエアの歩行者天国エリアにつながってるんですよー。すごい光景。

場所がタイムズ・スクエアに近いってこともあってか、途中、なんだかよく分からないパフォーマーの方々が行進してたり、エリアの特色も感じられます。

それにしても、昔からニューヨークは、車社会アメリカの都市の中では珍しい「歩いて楽しめる街」として知られていますが、今年2009年からは主要な観光スポットに続々と歩行者天国が登場し、こうしたストリート・フェアのコースと連結することで「歩いて楽しめるイメージ」がさらにぐーんとアップしてる気がします。人気長寿深夜番組の収録スタジオ前にも屋台行進してたパフォーマーの方々美味しそうなりんご飴可愛いグラス大賑わいモルガンスタンレー本社前にも
【今後のストリートフェア情報】
※通常、開催時間は午前11時から夕方6～7時頃まで
Saturday, September 26
- Broadway Autumn Fair: on Broadway from Waverly Pl.- 14th St.
- Greenwich Avenue Festival: on Greenwich Ave from 6th to 7th Ave
- Jerome Avenue Festival: on Jerome Ave from Moshulu to Gun Hill Road
Sunday, September 27
- Broadway Astoria Festival: on Broadway (Queens) from Steinway to Crescent St
- Lexington Avenue Fall Festival: on Lexington Ave from 34th - 42nd St
Friday, October 2
- United Nations Fall Festival: on 47th St. from 1st - 2nd Ave
Saturday, October 3
- Union Square Autumn Fair: on Broadway from 17th - 23rd St
- 63rd Drive Festival: on 63rd Drive from Austin Street to Queens Blvd.
- Washington Place Festival: on Washington Pl. from MacDougal to Grove St
Sunday, October 4
- N.Y.C. Oktoberfest: on Lexington Avenue from 42nd - 57th St
- Forest Hills Austin Street Festival: on Austin Street from 69th to 72nd Road
Friday, October 9
- Christopher Columbus Block Party: on Murray St from Broadway - Church St
Saturday, October 10
- Avenue Of The Americas Family Expo:On 6th Avenue from 42nd - 56th St
- 3rd Avenue "Bronx" Fall Festival: on 3rd Avenue from 156th to 149th St
- West 4th Street Festival: on West 4th Street from 6th Ave to University
Sunday, October 11
- Eighth Avenue Autumn Festival: on 8th Avenue from 42nd - 57th Street
- Main Street Islip Fall Festival: on Main Street from Rte 111 to Smith Ave
Monday, October 12
- Columbus Day Festival:on Broadway from Cedar St. - Battery Pl. & on Whitehall St. from Stone - Water Street
- Greenpoint Avenue Festival: on Greenpoint Avenue from Queens Blvd. to 44th St

マンハッタンって、東京の山手線圏内にだいたい全部入ってしまうくらいのサイズしかなく、地下鉄やバスなどの公共交通機関も充実してるため、もともと歩いて楽しめる街なんですけど、こういうストリート・フェアと連結してる場所に来ると、いつの間にかさらにその魅力がアップしてるって実感します。

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I truly love New York

少しずつ秋めいてきたニューヨーク。なんとなく自由の女神が見たくなって、マンハッタンの最南端にある公園、バッテリー・パークへ。各種フェリーの発着場にもなってるこの公園では、観光客を対象にしたお土産屋さんや、似顔絵描きの方々をたくさん見かけます。

特に、この公園の中央にあるホープ・ガーデン（和訳すると「希望の庭」、いい名前ですねー）の周辺は似顔絵描きの方々がいっぱい。その大半は中国系のプロの方々・・・。

実は、近年、ニューヨークの代表的な観光地で見かける似顔絵描きの方々の多くは、アーティストさんじゃなくて、似顔絵描き専門だったりするんですよね。でも、そんな中、本物のアーティストの方に遭遇することも。

今回、この場所で、見た感じから他の似顔絵描きさんとは違うこんな女の子を発見。他の似顔絵描きの方と同じように、一応、自作の作品の前に座っていて、2名で10ドルなんていう値札も出してますが、似顔絵を描くことはそっちのけって感じ。ニコニコ笑顔で行き交う方々と積極的にお話しています。

気になって話しかけてみると、彼女は夏休みの間だけロシアから旅行できてるんだとか。名前はオルガちゃん。別に本職の似顔絵描きさんってわけじゃなくて、いろんな人たちと出会うのが楽しいから、いろんな場所で似顔絵描き屋さんをやってみてるんだそうです。おもしろいですねー。

ニューヨークには本当にいろんな楽しみ方があります。ちなみにニューヨークの路上では、商品や食べ物の販売にはいろいろ厳しいルールがありますが、アーティスト、ミュージシャン、パフォーマーの方々の活動についてはかなり自由になってまして、機材などが通行者の邪魔になったりしなければ誰でも（小さな女の子でも！）こうした活動ができます。
ニューヨークが大好きなんですって自作をバックに・・、他の似顔絵描きの方々とはオーラが違いますね楽しんでるのが伝わってきますまたどこかで会えるといいなー
あと数日で帰国する、ということで、自由の女神が見えるこの公園に来たそうです。他の似顔絵描きとは明らかに違う彼女を見つけ、自分の似顔絵を描いてもらうんじゃなくて彼女の似顔絵を描いてくれたニューヨーカーがいたこと、とか、この夏、彼女がニューヨークで体験した楽しい思い出話をいろいろ聞かせてくれました。"I truly love New York."って語る彼女。キラキラと輝く笑顔がとても心に残りました。

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ＮＹではチビッコに人気のお祭りに出てる射的ゲームの屋台

リトル・イタリーで開催される年に一度の大きなお祭り、サンジェナーノ。このお祭りでは、食べ物屋さんの屋台のほかにいろんなタイプの「射的ゲーム」の屋台も登場してるんです。ニューヨークでは、移動遊園地などでもお馴染みのアトラクションということで、チビッコたちに大人気！

山のように積まれた大量のぬいぐみの中から、お目当てのぬいぐるみをゲットしようと、みんな真剣な眼差し。写真のゲームでは、水鉄砲を的に当てると風船が膨らんで一番最初に風船を割った人が優勝する、というルール。

だいたいどこの射的ゲームも同じようなルールで、参加人数が多くなるほど大きなぬいぐるみがもらえるようになってます。勝ったり、負けたりでワーワー、キャーキャーと大興奮のチビッコたち。お祭りムードたっぷり。微笑ましい風景が広がります。ピエロがジョークで話しかけてくる投的ゲーム、注意書き付き（笑）野球ファン向けグッズの山おっきなプーさんもいました大はしゃぎするチビッコ達と広がる笑顔
「射的ゲーム」って日本の感覚だとなんとなく男の子向きなイメージじゃないかなと思いますが、こっちのお祭りではこうしたゲームを女の子たちもかーなり慣れた感じで楽しんでます。っていうか、女の子の方が上手いみたい？たぶん、景品のぬいぐるみをゲットしようと何度もトライして、自然に上達しちゃったんでしょうね（笑）

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お祭りの屋台で、新鮮な生牡蠣が食べられます

リトル・イタリーで開催される年に一度の大きなお祭り、サンジェナーノ。マルベリー通りに軒を連ねる屋台の出店の中で、こんなお店を見つけました。The Fish Guysと書かれたこの屋台が売ってるのは、シーフード。生ガキや生ハマグリが6個で6ドル、12個だと10ドルで食べられます。

お祭りの屋台で生牡蠣とか面白いですよねー。ニューヨークではいろんなストリート・フェアがありますが、生牡蠣の屋台が出てるのはサンジェナーノくらいでしょう。珍しいのでさっそく頼んでみることに・・・。

近年すっかり日本食のお寿司が人気となりましたが、もともとアメリカでは生魚を食べる文化はなく、生のシーフードって言うとオイスターやシュリンプが定番。

ニューヨークには、グランドセントラル・ターミナル駅構内のオイスター・バーとか生ガキで有名な老舗のレストランもありますが、その他に美味しいシーフードが食べられるお店って言うと、実は、だいたいイタリアン・レストランだったりします。

どうやらこちらでは、シーフードならイタリアン、みたいなイメージが昔からあるみたい。ここの生ガキもプリプリとして新鮮そのもの。レモンをかけて口に含むと牡蠣の旨味がじゅわーと広がって、やっぱり美味しかったです。
どーんとロブスターも牡蠣6個で6ドル新鮮そのもの
お祭りの屋台って、焼きとうもろこしとかケバブとか、どちらかと言うと庶民的な食べ物を売ってることが多いと思うんですけど、生ガキが登場するなんて、さすがリトルイタリーのお祭りですねー。

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リトル・イタリー最大のお祭り San Gennaro 2009

ニューヨークのリトル・イタリーで開催される年に1度のお祭り、サンジェナーノ（San Gennaro）。今年で82回目を迎える歴史の古い、伝統的なフェスティバルで、やたらにフェスティバルの多いニューヨークでも、最も古く、一番大きなの宗教関係のフェスティバルなのです。今年は9月１0日から20日まで開催予定。

もともとイタリアン・レストランやカフェなどの食べ物屋さんが軒を連ねるマルベリー・ストリート（Mulberry Street　リトル・イタリーのメインストリート）に、屋台がずらり！大変な熱気となってます。

一応、パレードとかイベントなども開催されますが、何も予定されてない時に行った方が混雑しすぎないのでて良いかもしれません。

イタリアン・ソーセージのサンドイッチや、イタリアの伝統的なスイーツなど、やっぱり、主に食べ物屋さんが多め。いろんな屋台に立ち寄りながら、食べ歩きするのがとても楽しいお祭りです。

また、普通のストリート・フェアと違って、サンジェナーノは夜遅くまでずっとやってるんですよ。屋台の営業時間はだいたい午前11時半から午後11時半（週末は深夜0時）。昨年は、夜の様子をお届けしてますので、ご参考にどうぞ。
おいしそーイタリアンの屋台は派手なのが多めこんなのとかこんなのも延々と屋台が続きます
San Gennaro〔ご参考情報〕
・リトル・イタリー最大のお祭り　San Gennaro　2008〔過去ログ： 2008-09-22〕
・リトル・イタリー最大のお祭り　San Gennaro 2007〔過去ログ： 2007-09-19〕
・Ｓａｎ Ｇｅｎｎａｒｏ Festival（公式サイト）

ここのパレードとか興味ある方は、映画ゴッドファーザーのパート2を見ると、移民時代の頃のフェスティバルのパレードの様子が登場するシーンがあるので、見比べて見るとも面白いと思います。ただ、道が狭くてとにかく混むフェスティバルなので、空いてそうな時間帯に行く方がオススメかも。

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