ニューヨークにはゲイの男の子達もたくさん住んでいます。NY観光局(マーケティングのプロです)が行った調査によると、男性と女性のどちらの感性も併せ持つ彼らは、ノーマルの男性・女性よりも平均的な学歴や所得がずっと高く、アートや慈善事業などの文化的な活動を支援することも多いという結果が出ています。NYでは、特にダウンタウンのチェルシー(Chelsea)に、彼らのテイストにマッチするショップ、健康食品ストア、ギャラリーが多く存在していて、お洒落なスポットとして知られています。
昨日、そのチェルシーでこんな広告を見つけました。「ただいまミスター・ゲイ・コンテスト2004開催中」路上の公衆電話横にあったものです。男の人たちの裸とかいっぱいあったらどうしよう・・・と思いつつそのホームページを見てみたら(笑)、かなり情報満載のちゃんとしたものでした。ホリデー・シーズンを前に「愛しの彼に送るお勧めギフト」の特集などをやっていて、私が読んでもタメになる?なと思ってしまうほどです。
私の友達にもゲイの男の子達がいます。みんな、心優しく繊細で、気配りがきいていて良い人ばかりです。日本では今年7月に「性同一性障害 特例法」が施行され、戸籍上の性別を変更することが認められるようになったそうですね。でも、「性同一性障害」という言葉は私にはちょっとしっくりきません。実際に彼らのことを知れば知るほど、「障害」なんかじゃなくて「才能」じゃないかなって思えてきます。一人一人が違う価値観を持つことや、その違いを超えて理解を深め協力し合って生きていくことが、時にはいかに大変で、そしてどれほど大切なのか、彼らほど知っている人たちはいないでしょう。
↑コンテスト参加中の皆さん。現在セミファイナルで50名に絞り込まれてます。
〔ご参考URL〕
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ミスター・ゲイ・コンテスト2004
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NYC観光局