ニューヨークのグリニッジ・ビレッジ。様々なショップが軒を連ねるブリーカー通り(Bleecker St.)沿いを歩いていたら、ハロウィンの仮装をしたチビッ子達に次々と遭遇。いくらハロウィンまであと少しって言っても気が早いですねー。しかも、その格好のままお店に入ってたっぷりお菓子をもらってます(笑)。
何コレ、ハロウィンの前倒し?チビッ子達と一緒にいたお父さんやお母さんたちに伺ってみると、ハロウィン前の日曜日の昼間、このあたりのお店は子ども達のためにお菓子を用意してるんですって。ぜんぜん知らなかったんですけど、この「伝統」、このエリアでは少なくても15年以上は続いてるんだそうです。
そっかー、どおりで!昨年のハロウィン前の日曜日も、たまたまこの辺を通ったら公園に仮装してる子ども達がたくさんいたんですよー。
その時は子ども達に人気の
プリンセス・ケイティがハロウィン・ライブをやってたので、そのせいかなと思ったんですけど、もっとずっと前からの伝統だったんですね。
それにしても誰がこの伝統をはじめたんでしょう?よーく考えてみると、このイベントを仕掛けた人は本当に素晴らしい企画力です。お菓子を用意してるお店のショーウィンドウには、目印となる『かぼちゃの絵』のポスターがはってあるけど、他に必要な機材とか一切まったくありません。お店はいつもどおり営業してOKですし、可愛い子ども達につられていつも以上にお客さんがお店に入っていきます。子どもにあげるお菓子だって、この時期のスーパーとか行ったら大量に袋に入って、タダみたいな値段で売ってます。
つまり、コストらしいコストって殆どかかってない感じ。それでいてこの暖かい雰囲気ですよ。子ども達はもちろん、一緒にお店をまわるご両親や、小さな可愛いお客様にお菓子をあげてる店員さんたちも、通りすがりの人たちだって、誰もがみんな楽しめて絆が深まっていく・・・って、そりゃずっと何年も続く伝統になるわけですね。
今はブランドショップとか多いエリアなのに伝統は引き継がれてますなんだかワクワクしますこの後、彼らからお菓子1個もらいました:)
ハロウィンに仮装するっていう風習が日本ではまだまだそれほど根付いてないと思いますが、地元の商店街とかでこういうイベントやってみたらいかがでしょう。地域活性化や地域振興のアイデアを考えている方々には、こういう事例って結構参考になるような気がします。
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