今やニューヨークでは"Japanese culture is very cool!"(日本文化ってカッコいい!)は、当たり前になってます。お寿司を中心とした健康的で繊細な味の日本食は、チョプ・スティックで食べるというギミックも手伝って、ニューヨーカーには大好評。CGアニメ映画
「モンスターズ・インク」にも、『お洒落にデートするなら日本食』という名シーン?がありました(笑)
食文化だけじゃありません。ポケモンやドラゴンボールが大ブレークし、テレビの子供むけチャンネルに日本アニメは欠かせなくなりました。日本以外のアニメまで、背景に漢字が出てきたり舞台がTokyoだったりと、無理やり日本っぽくしているほどなのです。

2002年に公開された宮崎駿さんの
"Spirited Away"(千と千尋の神隠し)が、アカデミー賞でオスカー(アニメ映画部門)を受賞しスゴイなぁと思っていたら、その後、続いて
"Kill Bill"、
"Lost in Translation"、
"Last Samurai"と続々と日本の文化を取り上げるハリウッド映画が公開され、いずれも高い評価を得ました。この2002年~2003年は『世界の中の日本』が新たに生まれたと言ってもよいほどの変化の年だったと思います。今やあらゆる分野で「良いもの、カッコいいもの=日本文化的なもの」という感じになっています。

昨日も雑誌"Time Out New York"で、興味深い記事を見つけました。開講したばかりのヨガ、マッサージ・クラスの写真つき記事です。ヨガもこちらでは日本風なものの一環として認識され、またとても人気があります。Elizabeth Rossaさん(写真左側)はこの太陽光が降り注ぐ巨大なロフトのオーナーさん。この雑誌に掲載されている他の記事や写真と比べても数倍もカッコよくて、お洒落で、魅力的なイメージを放ってるなぁと思いました。
多分、彼女はお寿司が好きなはずです(笑)。このルックスでヨガをやっていると聞いたら、普通の米国人はまずそう思うでしょう。彼女の明るい笑顔のイメージまで、日本文化のイメージ向上に貢献しているのです。そして、こういう感じで、いろんな角度から日本文化のイメージって益々高められちゃっているんですよ。日本の皆さん、もっと世界へ出てきてください!世界のみんなが待ってますよ。
〔ご参考〕
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タイムアウト・ニューヨーク:NYの最新イベント、スクール情報などチェックできます。
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