
ハドソン・リバーにぷかぷか浮かぶユニークな船。おかえり、サイエンス・バージ(Science Barge)。
昨年1度ご紹介しましたあの船が今年も戻ってきてました。サイエンス・バージとは、最先端科学を結集した自給自足できる都市型農園(sustainable urban farm)。運営してるのは、環境保護活動をするNPOのNew York Sun Works。

この船では、太陽光、風力のほか、廃棄植物をつかったバイオ燃料によるディーゼル発電により電力を完全に自給自足し、温室内で野菜を生産。しかも、土も使わず、肥料も環境に無害の海水成分からつくったハイテクもの。まさに、未来の農園なのです。
環境問題への注目が高まっている背景もあって、どうやら春から秋の間に毎年登場するようになったみたい。ただ、バージが停泊している場所は変わりました。

昨年はミッドタウンに出てましたが、なぜか今年はアッパーサイドの70丁目(リバーサイド・パーク沿い)に停泊中。よく見ると、今年のスポンサーはリバーサイド・パーク・ファンドに変わってます。去年は確か某民間企業だったはずですが、ついに公園運営管理基金(これも当然NPO)が資金提供するようになったんですね。すごいですねー。
なお、今年も昨年同様、一般向けのサイエンス・バージ・ツアーもやってます(参加料は無料で、月曜日を除く平日の4時からと、週末の11時、12時、3時、4時から)。
水を循環させ、限られた資源で農作できるようになってます
美味しい超オーガニック野菜ができます〔ご参考情報〕
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nysunworks.org/
~ニューヨーク・サン・ワークス(NPO)の公式サイト
このサイエンス・バージ、船だけあって簡単に場所を移動できるんですね。飢饉に苦しむ国へサイエンス・バージで大船団組んで送り込むとか、できるようになったらいいですよね。
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