先日、発表された素晴らしいニュースです。100%完全エコ電力のエレクトリック・ビルボード(ECO-POWERED ELECTRONIC BILLBOARD)が、今年の12月、タイムズ・スクエアに登場します。太陽光パネルと風力タービンによる発電で、4日分の電力を蓄電することもできるエコ看板なんだとか(上の写真はイメージ図)。
無数の巨大ビルボード(看板)が競い合うように並んでいるタイムズ・スクエアでも、こんなエコな看板は史上初!しかも、この看板を出すのが、なんと日系企業のリコーさんなんですよ。
タイムズ・スクエアの巨大ビルボードと言えば、全米、全世界の広告関連業界や広告を出す大手企業の方々に注目される極めて特別な野外広告スペース。ここで起こった出来事は広告関連業界内のメディアはもちろん、テレビや新聞などの一般ニュースでも報じられるわけで、このエコ看板のニュースも既に世界中に配信されました。
今、注目のエコだから余計に取り上げやすいってこともあると思いますが、こういった看板の「電力コストがタダ」(=広告費UP?)になる魔法のような新技術なわけですから、特に広告業界関係者からの注目度は今後さらに高まってくると思います。
それに、ニューヨークは日頃から、環境や自然をテーマにしたイベントがいーっぱいありますから、関係団体の間でもきっと話題になるでしょう。
軽く、このブログでご紹介したものだけでも、
環境のお祭り、エコ・フェストや、
地球の日、アース・デイ、自然エネルギーを使った
未来の都市農園、サイエンス・バージなんてのもあったし、あと
ガーデン・フェスティバルや
公園を寄付したWicked Dayなどなど、いっぱい・・・。グリーン・マーケットとかも入れたらキリがありません。
はっきり言って、もうこの時点で、リコーは看板を出すプロモーションの費用対効果がプラスになってるんじゃないでしょうか。ひょっとすると、日系企業の功績ってことで技術立国「日本」や「日本人」の環境問題への取り組み姿勢もイメージアップしそうな気がします。こういう事例はまさに日系企業の鏡って感じ。じゃんじゃんやって欲しいですね。看板設置まで、担当者の皆さんは本当に色々大変だと思いますが、ぜひ、頑張って欲しいです。応援してますよー♪
〔ご参考情報〕
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RICOH TO PLACE FIRST ECO-POWERED ELECTRONIC BILLBOARD IN NEW YORK CITY’S TIMES SQUARE(リコー社公式発表)
リコーさんはもう大阪にエコ看板を出してるそうですが、なんと言っても、あのタイムズ・スクエアで史上初ですよ。リンドバーグが大西洋横断するのと同じくらい素晴らしい企画だと思います。1つできたら、ほかのビルボードの電力もこの方式に切り替わるかも?インフラ面のコストとかあったとしても、もともとここの看板はめちゃくちゃ高いですし、ニューヨークでも環境問題への関心は年々高まってますから、広告業界にもプラス効果があるとなれば、タイムズ・スクエアのビルボードが全部自然エネルギーで動くようになっても少しも不思議じゃありません。この看板設置、革命的な出来事になるかもしれませんね。
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