セントラルパークにある滝

セントラルパークに滝があるってご存知ですか？場所は、セントラルパークの北部中央部に広がる90エーカーのNorth Woodsの中。昨年12月、初めてこの滝のエリアを訪れたとき、夏になったらどんな雰囲気になるのか気になりまして、今回、行ってみることに。

先日ご紹介したセントラルパークで一番高い丘、The Great Hillからほど近く、周辺はその名の通り森林地帯。広大なセントラルパークの中で、おそらく一番人がやってこない場所かも。

聴こえてくるのは、小川の流れる音と小鳥たちの歌声。緑いっぱいの穏やかでリラックス・ムード満点の森の中を進んでいくと、突然、巨大な倒木。たぶん、雷が落ちたんでしょう。ニューヨークには梅雨はありませんが、夏の季節、夕方頃になるとサンダー・ストームと呼ばれる落雷をともなうスコールのような大雨が時々降るんです。それはもう、ピカッ！ゴロゴロゴロ～っていう絵に描いたようなような雷。結構近くに落ちたんじゃない？って思うことも多いんですけど、本当にこんなマンハッタンの真ん中に落雷してるんですね。

だんだん、なんとか探検隊みたいになりながら（笑）、森の中を進んでいくと大きな滝に到着。滝の水しぶきが空気に溶け込んだ、独特の雰囲気。アルファア派いっぱいって感じ？ここに来るまで殆ど人に会わなかったのに、滝のすぐ横にはごろんと寝転んで読書する若者も。ジーンズ＆Tシャツの身軽な姿。きっと近所の人でしょうね。「ちょっと公園で本でも読んでくるわ」とか言ってやってきてたりして。ホント、すごい環境ですよねー。折れ目から強烈な木の香りでしたアルファア派いっぱいの滝エリア特等席で読書中〔ご参考過去ログ〕
・ニューヨークの地図特集－①セントラルパーク完全マップ！：（北側中央部のRavineが滝エリア）
・ユニオン・スクエアの芝生がいい感じになってきました（2008-05-22）：ニューヨーカーの読書好きっぷりについて

大都会の中にある大自然。ニューヨークには公園が多く、自然に触れる機会はいっぱいありますが、今回は改めて自然の美しさを実感しました。さっきまでいた都会の喧騒の中から、どこでもドアで別世界に来たみたい？この落差はすごいと思います。あと、ここまで来て本を読むって、ニューヨークの方々は本当に読書好きですね。

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