昨日、ご紹介したダンス・パレードの終着点、トンプキンス・スクエア・パーク。この公園には、何千人もの仮装したダンサーが次々に到着してスゴイことになってました。ユニークな仮装をした人もいっぱい。上の写真は、銀色のギタリスト?肩からかけたアンプから流れる大音量のロックンロール。すると、周辺にいるダンサーが踊って応えるってわけです。面白いなー。

それにしても、パレードのゴールが公園って珍しいですよね。ニューヨークにはいっぱいパレードがありますが、通常、ゴール地点になるのは普通の交差点が多いんです。必然的にパレード参加者はバラバラに散って、一箇所に固まって残ることはありません。混乱を避けるためわざとそうしてるのかも?
でも、ダンス・パレードはその常識を覆しました。公園内にはダンス団体のテントや、パフォーマンス用の大型ステージ。

パレード参加者も観衆も一緒になって余韻を楽しめる素晴らしい演出。さすがダンスがテーマのパレードです。普段から
野外ダンス・イベントには慣れてるし、もともと観衆に披露するためだったりするので、こういうのは大得意なのでしょうね。
さらに、公園まで来てる観衆の多くは実はクリエーターさんたちだったりします。これは、ダンス団体の活動には、音楽を提供するミュージシャン、衣装を担当するファッション・デザイナー、ポスターや広告を担当するグラフィック・デザイナーやフォトグラファーなどのクリエーターの方々も親密に関わっているため。だから、観衆も普通の観衆じゃなくて、みんなそれぞれ自分なりの楽しみ方をしてるんですよ。こういう雰囲気ってすごく好きです。
冒頭のギタリストさんの電力は全部ソーラーパワー
クリエイティブな人たちが集まったときならではって感じの刺激的な独特の雰囲気・・・。頭の中がスーッと冴えてくる心地よさや、ワクワクしたり、ドキドキしたり。この感覚って言葉でうまく説明できないですけど、人間が創造的に生きていくためにとても大切なもののような気がします。
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