今週、アメリカ訪問中のローマ法王ベネディクト16世。昨日、ワシントンDCで演説を行い、今日、ニューヨークの国連総会で演説予定です。ローマ法王が国連を訪れるのは1995年のヨハネ・パウロ２世以来13年ぶりのこと。
ローマ法王が演説でお話されているのは、『宗教や文化の多様性を尊重しながら、対話を通じた人類共存の重要性』。
法王自ら、他の宗教や文化も尊重すべし、と演説され、もはやキリスト教徒のためだけの訪問じゃないんですね。
ワシントンDCでの演説でも、もちろん、『宗教や文化の多様性を尊重する』ことが人類にとっていかに大切なのかお話されたわけですが、そのメッセージはまさに多様性の街ニューヨークで生きる私達にとって最も重要なテーマ。地元各種メディアの取り上げ方にも自然と力が入ってるような印象を受けます。やっぱり、多様性のある社会の素晴らしさについてなら、ある程度の立場にいるニューヨークの方々は十分良く分かってますからね。
ローマ法王がいらっしゃるということで、いろいろ関連イベントが予定されているようです。滅多にない機会なので、一般市民が参加できるものがあれば参加してみたいと思っているんですけど、事前に登録したりいろいろ手続きが必要なものが多くてちょっと今回は難しいかも。
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