
ニューヨークのミッドタウン。日曜日のお昼前にも関わらず、ロックフェラー・センターの一角にあるビルの入り口にできた長い行列。よく見ると、店内にもかなりの人たちが何かを待っています。

イベントでもあるのかしら?と思って聞いてみると、ある物を買うためにみんな並んでいるんだとか。さて、そのある物とは何でしょう。
ヒントを1つ、このビルは任天堂のショールーム、Nintendo World Store・・・。
そうです、そのある物とはテレビゲーム機、Wiiです。アメリカでWiiが発売されたのは2006年11月19日。もう1年3ヶ月以上経つのに、今でも行列ができてるなんて知りませんでした。お店のお兄さん曰く、「毎朝こんな感じっすよ!」とのこと。どうやら入荷したWiiは、すべてその日のうちに売り切れてるみたいです。
せっかくなのでNintendo World Storeの中へ。2階建ての店内各所にはDSやWiiなどのお試し用のゲーム機が用意されていて、気軽に遊べます。ゲームのショールームだから若い男性が多いのかと思いきや、小さな子供連れの方々がいっぱい。さすが家族向けのゲームに力を入れている任天堂。多分、こういうところも人気の秘訣なんでしょうね。

2階の中央部には、展示スペース。任天堂の昔の製品がガラスケースに入っていて、ちょっとした博物館みたい。一風変わったデートスポットにもなってるようです。
ケース内には懐かしいファミリー・コンピューターやその他ゲーム機器、さらにずっと昔の主力製品の花札などいろいろあって、マリオの生みの親である宮本 茂さんの紹介ボードも。宮本さんは、「現代コンピュータゲームの父」、「テレビゲーム界の魔術師」等と称されるゲーム・クリエイター界の神様的存在の方なんですって。現在は任天堂の代表取締役専務兼情報開発本部長。ゲーム好きなアメリカ人の中では、たぶん一番有名な日本人だと思います。
Battle at the Plaza(一般参加ゲーム大会)もやってました
NY店限定のオリジナルTシャツも
〔ご参考情報〕
・
Nintendo World Store
Add: 10 Rockefeller Plaza New York, NY 10020
絶え間なく続く行列もそうですけど、ゲームをクリアした後に流れるエンディング・ロールが全部日本人の名前になってるのとか見ると、案外こういうところで日本のイメージってアップしてるのかも?なんて思います。あと、Nintendo World Storeでは、毎月第一日曜日にはゲーム大会も開催してるそうで、優勝するとDSなどのゲーム機がもらえるそうです。詳しい情報は公式サイトに掲載されるので、ゲームの腕に自信がある方はどうぞ。
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