もともと神様へのお祈りとしてはじまった歌、ゴスペル。奴隷制度があった時代から、明日への希望や愛を込めて歌い継がれてきました。それは、つらく苦しい生活の中で多くの人々を支えてきた、まさに『魂の歌』。今ではキリスト教徒でない人々にも感動を与え、世界的に広く知られるようになりました。
そんなゴスペルを歌う聖歌隊によるコンテストが、先日、開催されました。会場はロウワー・マンハッタンにあるWorld Financial Centerの
パブリックスペース。ここは誰でも自由に来れる場所。この日のコンテストだって、もちろん入場無料。より多くの人々に聴いてもらおうっていう趣旨なのでしょう。
しかも、朝10時から正午まで学生部門、午後はお昼から夕方5時まで一般部門となってまして、ほとんど1日中、ゴスペルを満喫できます。これが無料だなんて、ゴスペル好きの方にはたまりませんね。
会場には溢れんばかりのたくさんの観衆。ぱっと見た感じでは、人種とか宗教ですらまったく関係ない雰囲気。それに、ものすっごく家族連れが多めです。ゴスペルは明日への希望や愛を込めた歌ばっかりなわけですから、最高にファミリー向けのイベントってことなんでしょうね。自分が親になったら、やっぱりこういう場に子どもを連れて行きたいって思うんだろうなー。
言葉で説明しても伝わりにくいと思いますので、今回はビデオをご用意してみました。3分ほどとかなり短めですが、歌声に込められた希望や愛が皆さんの心にも届きますように・・・。
〔ご参考URL〕
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gospel5000.com:公式サイト
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無料で聴けるゴスペル:ミッドタウンにあるTimes Square Church(過去ログ)
非常にオープンで、誰でも受け入れてくれる雰囲気が素晴らしいです。歌詞にはジーザスとかアーメンとかよく出てきますが、極端な宗教色とかはまったく感じませんでした。これも多種多様な民族が共に暮らしているニューヨークならではなのかも。
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