ニューヨークで活躍する地元の小さなモダンダンス・カンパニー、C.Eule Dance。ショーに向けてリハーサルの真っ最中。チャイニーズ・ニューイヤーにあわせて行われる「Asian New Year Celebration」というイベントのためのものだそうです。
アメリカ人中心のニューヨークのモダンダンス・カンパニーが、アジア系のイベントに参加?ちょっと不思議な気もしますが、今回、このイベントにあわせて彼らが新しく用意した演目は、日本の「鶴の恩返し」をモチーフにしたものなんですって!
やっぱり
日本の文化に対するアメリカの方々の興味は根強いですねー。あと、鶴の動きってモダンダンスの振り付けにぴったりな気もします。白い衣装とトォー・シューズ。美しく舞う鶴の姿・・・。イメージわいてきますね。
また今回は、日本の昔話をモチーフとしたことから、和風な要素をいろいろ取り入れたんだとか。例えば、ダンスの中に日本舞踊(専門家のMomoさんが指導)を加えたり、この演目のための楽曲を日本人のバイオリニストの方に作曲してもらったり、結構、しっかり創りこんでるみたい。
上の写真は、このダンスカンパニーの中心となるCaron Euleさんと、バイオリニストのMeg Okuraさん。Megさんはジュリアード音楽院(クラシックのバイオリン専攻)をご卒業し、現在はPan Asian Chamber Jazz Esembleを率いてこちらでご活躍中のミュージシャン。スゴイ経歴。今度じっくりお話をお伺いしたいです。
金曜日7:30PM & 土曜日 3:00PMから。チケットは一般15ドル、学生10ドル
〔ご参考〕
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Kumble Theater:会場はこちら(
地図)
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C.Eule Dance:Caronさんのサイト。過去のダンスのビデオを見れます
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megokura.com:Megさんのサイト。楽曲を聴けます
いわゆる、パフォーミングアーツと音楽のコラボレーションですが、民間レベルでの日米文化コラボレーションにもなってますね。こういう活動が国境を越えたフレンドシップを広めていくことになる気がします。また、Megさん率いるAsian Chamber Jazz Esembleの生演奏にあわせて、Caronさんのストーリー仕立て(英語ナレーションつき)のモダンダンス「鶴の恩返し」("Tsuru-no Ongaeshi/ The Crane Wife")というのは、モダンダンスのパフォーマンスとしてもかなり贅沢なつくりだと思います。どういう感じになるのか楽しみです。
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