まだまだ寒い日は続きますが、街角のショーウィンドウにはチラホラと春の気配。Body Shopでは日本の桜の香りのする季節限定商品が登場。わざわざ店頭に「Japanese Cherry Blossom」と書かれたポスターも。
SOHOのショップのショーウィンドウにも、日本の桜の造花を使ってるお店がありました。お店の、あるいはそのブランドの顔とも言えるショーウィンドウに登場する「日本のイメージ」。日常生活の中での出来事の1つですが、お店側もお客さんも、日本のイメージをポジティブに感じてるから成立する現象でしょう。
タイムズスクエアにあるキティちゃんのお店。キティちゃんは
アメリカでも大人気。サンクスギビングのパレードにも
昨年から参加するほど、すっかりこちらの文化に受け入れられてます。
そんなキティちゃんのお店のショーウィンドウは、ネズミの着ぐるみをきたキティちゃんのポスター。猫なのにネズミっていうユーモアで、今年はネズミ年ですよ、という内容。チャイニーズ・ニューイヤーの時期ということもあると思いますが、多くの方々はこれもまた「日本のイメージ」として受け止めてる気がします。そもそもキティちゃんは日本生まれのキャラクターですしね。
ふと思ったんですけど、日本国内にいるよりも実は海外にいる方が日本についてのポジティブなイメージを感じられるのかもしれません。
こないだ『脳を鍛える大人のDSトレーニング』ゲームを監修(&CGキャラで出演)した東北大の川島隆太教授が、監修料の約1100万ドルの受け取りを辞退したというニュースがありましたが、この情報ソースは米系雑誌のホットワイヤードでした。
日本にこのニュースが最初に届いたのは、ワイヤード・ニュースの
日本語サイトからYahoo Newsなどのネットのニュースサイトを経由したものだったみたいです。
〔ご参考過去ログ〕
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マンガ、アメリカを征服!;キーワードは、"Anmoku no ryokai"(暗黙の了解)
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スターウォーズ30周年記念:ひそかに日本のイメージアップに大貢献
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日本人は信頼できる:親日感覚が長年にわたって確実に根付いて・・・
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NYと日本文化:2002年~2003年は『世界の中の日本』が新たに生まれ・・・
他にも英国BBCが行ってる国際世論調査の結果によると、日本は2年連続最も国際社会によい影響を与えている国の第一位になってたりします(詳細は、World Public Opinionへ)。地理的要因から生じる一種の情報格差みたいなものかなと思いますが、良い現状が伝わりにくいというのは、なんだかもったいない気がします。
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