クリスマスのニューヨークを歩いていたら、笑顔で抱き合う行き交う人々に出会いました。掲げているボードには、"Free Hugs"(フリー・ハグズ)の文字。これは昨年、Youtubeのビデオで一気に広まって社会現象にもなったユニークな活動。
どんな活動かというと、
街角で見知らぬ人たちと抱き合う、だけ。たったそれだけでも、悲しみや苦しみを癒したり、幸せを分け与えたり、人生を豊かにしてくれる、というメッセージが込められています。
非常にシンプルなこのFree Hugsの活動が大きく注目されたのは、インターネットの動画配信サイトの影響と言われています。Youtubeで公開された
Free Hugsのビデオは、2006年9月から12月までに1500万回もの視聴回数を記録。
その内容は、"Free Hugs"と書かれたボードを掲げた男性が、見知らぬ通行人にハグを求めるシーンから始まります。最初はまったく相手にされず、ようやくハグしてくれる人と出会うと、次々と抱き合う人々のシーン。すると、警察官がやってきて活動をやめるように通告。理由は、こういった活動をするために必要な保険に入ってないから。でも、ここで彼らは諦めません。保険なしで活動を許可してもらうための嘆願書をつくることに・・・。さて、この後どうなったかはビデオをご覧ください。わずか3分40秒ほど(しかもセリフなし)なのに、とてもドラマチックで素敵なお話になっています。
素敵なクリスマスの祝い方ですね♪
公式ビデオです
〔ご参考情報〕
・
FreeHugsCampaign.com(公式サイト)
このビデオに共感した世界中の方々が、それぞれの国でFree Hugsの活動を行うビデオをYoutubeに投稿し、今では日本も含めて20カ国近いバージョンがあるようです。インターネットから生まれた最初の世界規模での社会現象かもしれません。
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