ここ数年の間にニューヨークで一気に数が増えたパン屋さん兼レストランの
Le Pain。このお店、パン屋さん兼レストランでは珍しい、世界中に展開しているチェーン店。もともとベルギーのお店で、現在、ベルギー、フランス、クウェート、レバノン、カタール、ロシア、スイス、トルコ、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカにお店があるんだとか。現在、マンハッタン内には、15店舗も。
大規模な世界展開に成功する飲食店って、古くはマクドナルドのようなファースト・フードからはじまって、スターバックス・コーヒーのようなクオリティを重視する方向になってきてるなと感じてたのですが、Le Painはそれを更にグレードアップした感じです。
すべての店舗が、木製のテーブルと淡い間接照明で優しい風合い。お店の中央には必ず大きなCommural Tableと呼ばれるテーブルがあり、そのテーブルでは見知らぬ同士のお客さんもみんな一緒にお食事する形式。いわゆる「相席」となりますが、雰囲気の作り方が上手いので、それがお洒落に感じられたりして。
テーブルの上には、勝手にいくらでも使って良いパンにつけるチョコレートの瓶。これはオリジナル商品。チョコレートの美味しい本場ベルギー産のもので、お店でも売ってる人気商品。スープだけ頼んでもパンがついてくるので、パンにチョコをつけて食べるとそれだけでも結構お腹いっぱいに。
レストランは朝食からブランチのメニューが中心で、夜はやってなかったりするのですが、半熟卵(Organic Soft Boiled Egg with bread, served until 12 noon, 3 pm on weekends each $3.75)、サラダ、サンドイッチなどに人気メニューが豊富。お食事メニュの一品のお値段はだいたい10ドル前後です。
Mozzarella Di Bufala($11.95)Roast Beef with Caper Mayonnaise($7.75)
オススメ度
★★★★
〔ご参考情報〕
・
Le Pain Quotidien(公式サイト)
Commural Tableがこのお店のブランド・イメージのシンボルになってます。チェーン店とは思えないあっとホームな雰囲気。アッパーサイドの住宅街などを中心に出店し、家族や友人でいく人気のブランチ・スポットとなってから、徐々にミッドタウンにも展開をはじめました。ミッドタウンの店舗では、他のお店にはないバーカウンターのコーナーが入口付近にあって、ちょっとしたカフェとしても利用できて便利です。
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