
ニューヨークのクリスマスの代名詞的存在、ロックフェラー・センターのクリスマス風景。名物の巨大クリスマスツリーが今年も登場いたしました。このツリーの歴史はたいへん古く、実は、ビルそのものができるより前から続いている恒例行事なのです。建設工事中の1931年、作業員が6メートルほどのモミの木を立てたのがはじまりなんだとか。

80年近くも続く伝統行事なわけですが、今年、2007年はこの巨大ツリーに大きな変化が訪れました。イルミネーションの電球が、白熱電球から、LED(発光ダイオード)に切り替えられたのです。高さ約25・6メートルのツリーに飾られる電球の数は、なんと3万個。それが全部LEDへ。
イルミネーションの電球と言えば、顔の表情みたいなものです。それを切り替えてしまったら、雰囲気が結構変わっちゃうんじゃない?しかも、一部じゃなくて一気に全部って大丈夫かな・・・、なーんて心配するだけ無駄でした。
一昨年の写真と比べてみると、確かに白い電球は白熱電球の方が明るく見えるけど、グリーンやブルーは殆ど差がないか、LEDの方が明るいくらい。
それと、これは情報がどこにも出てなくて確認できてないんですけど、多分、白色電球よりもLEDの方がかなり軽いんじゃないでしょうか?1つずつだと殆ど差がなくても、1本の枝ごとになると相当な違いになってるとか。気のせいかもしれませんが、今年のツリーは躍動感が違う気がするんですよー。ちょっと風が吹いただけでも、わさわさー、わさわさーって、枝葉のダンス。なんだかツリーも楽しそうな感じですよ。
笛吹き天使たちと、踊る雪の結晶〔ご参考情報〕
(1)
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー(2005年の全体の様子)
(2)
ロックフェラーセンターにツリーがご到着!(見所ポイントの地図つき)
(3)
ロックフェラーセンターのアイススケート・リンク(名物スケートリンクのご紹介)
(4)
ホリデー・ウィンドウ SAKS FIFTH AVENUE 2007(すぐ隣の5番街です)
このツリーにはエコ・ツリーとか省エネ・ツリーとか色々な呼び名もつけられてます。ロマンチックなムードは相変わらず。昨日、ご紹介したようなプロポーズのシーンとまではいかなくても、素敵なシーンにあちこちで遭遇します。 ※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」