11月も残り1週間。ニューヨークにもそろそろ冬がやってきます。写真は、ミッドタウンのLexington Ave.沿いの夕方の風景。ひしめく高層ビルの谷間を行き急ぐ人々。紅葉の美しい公園や、歴史を感じさせるレンガ造りの住宅街とはまるで別世界。でも、これもニューヨークの一面です。
薄暗いコンクリートのジャングル。特有のビル風も吹いたりして、ついつい背中を丸めたり、目線も下がりがち。でも、ちょっと目線を上げてみると、このあたりからはビルの合間にクライスラー・ビル(Chrysler Building)が見えるんです。
夕日をあびて輝いてるその姿は、神々しさすら感じさせる美しさ。暗くなってきた足元ばかり見てずっと歩いてたりすると、あまりのギャップに立ち止まってしまうほど、とにかくキレイ。女神様みたい。
ビルの谷間から見上げる空は小さいかもしれないけど、一度は見上げてみるものですね。人ごみに流されて、下の方ばっかり見てたら気づけない光り輝く美しさって、いろんなところにあるような気がします。
何か語りかけてきそうな感じ・・・
クライスラービルに限らず、お気に入りの高層ビルが美しく見える場所って、多分、ニューヨークに詳しい方々は皆さんいくつか知ってるんじゃないでしょうか？そういう場所って、ある意味、空を見上げるベスト・スポットですよね。そんな場所が街のあちこちに、いくつもあるのって素敵なことだなって思います。
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