ここはダウンタウン、グリニッジ・ビレッジの住宅街。今行くと、紅葉に染まる木々とレンガの建物で、オレンジ色の世界が広がっています。
このエリアには、かつて短編小説作家として世界的に有名なオー・ヘンリー(O Henry)が住んでいて、彼の代表作、「最後の一葉」(The Last Leaf)のインスピレーションを得たのもこの街並みから、と以前ご紹介しましたが、そのインスピレーションを得た場所というのがココ、グローブ・コート(Grove Court)。
場所は、Grove StとBedford Stの交差点からすぐ。最寄駅はChristpher St駅。駅からGrove Stを西へ進んでいくと、まっすぐな道が多いマンハッタンの中では珍しいカーブが出てきます。そのコーナー部分にあるのがグローブ・コートの入口。
周辺は閑静な住宅街の奥。グローブ・コート自体は中に入れない私有地ですが、周辺エリアのなんともいえない雰囲気が最高に良いですよ。ロマンチックといえばかなりそうなのですが、1人でじっくり歩きたい気持ちにもなるかも。景色を眺めながらゆっくり歩いていると、ピーンと頭の中がスッキリしてくる不思議な感覚をいつもこのエリアに来ると感じるんです。特に、秋から冬はすごいかも。なんででしょう?
レンガ造りの建物と紅葉の街路樹っていう風景がずっと続くんですよー。本当に綺麗だし、住宅街っていうのも生活感を感じられたりして独特なムードが好きです。夕方くらいからオレンジ色の街頭ランプがつくとますます雰囲気が良くなるし、近くのカフェもお洒落だし、考え事をするには最適のスポットです。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」