ニューヨークでも、「読書の秋」なのでしょうか?先日、SOHOにある本屋さんの前の通りで古本のスペシャル・セールが行われていました。あちこちに1冊1ドル、5冊で1ドルなどの破格の値札。たくさんの人たちが集まっていて、ダンボールに本を山積みにして買っていく人たちも!アメリカでは寝る前にベッドで読書するというのが一般的な習慣なのだそうですが、本当に読書好きな方って多いんですねー。
この古本のスペシャル・セールを開催したのは、
あのUsed Book Cafe。以前ご紹介しましたが、ここは利益の全額を寄付にまわしているという素晴らしい本屋さんなのです。スタッフの多くはボランティア。このスペシャル・セールも単なる古本市じゃなくて、寄付金を募るイベントとして開催されたものみたい。テントの中にはスポンサー企業のブースも出ています。
また、実はこのUsed Book Cafeを運営する団体はHousing WorksというNPO組織で、本屋さんのほかにも中古品販売店を市内でいくつも展開&拡大中。古着、家具、家電など、取り扱う品は様々。しかも、中古品とは思えないかなり良質な品を取り揃えてます。きっと支援している方々から寄贈されるものも多いのでしょうね。
Housing Worksといえば、毎月一回、第二日曜日にロングアイランド・シティにある倉庫で開催している
ウェアハウス・セールという大セール・イベントが有名なんですけど、今回は特別にそのウェアハウス・セールもここで一緒に開催。こちらは紙袋に入れられるだけ入れて、1袋20ドル。中身は一切関係なし、という相変わらずの激安明朗会計。もちろん、こちらの利益も寄付金になります。
本だけじゃなくて、CDやDVDも5枚で1ドルとか、そういう値段なんですよ。もともとお金儲け主義ではないUsed Book CafeやHousing Worksのセール・イベントだけあって、とてもお買い得な品々がいっぱい。日頃の感謝を込めてって感じなのでしょうね。素晴らしいです。
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