数え切れないほど多くの公園が存在するニューヨーク。世界的に有名な
セントラルパークはもちろん、街角にある小さな公園にもユニークな魅力がいっぱいあります。ココもその1つ、Children's Sculpture Garden(チルドレンズ・スカルプチャー・ガーデン:子どもの彫像の庭)。
場所はアッパーウェストの北、
コロンビア大学の近く。すぐ横にはマンハッタン最大の教会である
セント・ジョン・ディバイン大聖堂があって、公園の中心には何だかよく分からない巨大な像もあり、ちょっと神秘的?な雰囲気。
でも、この公園がチルドレンズ・スカルプチャー・ガーデンと名付けられたのは、このヘンテコな巨大の像があるためではありません。ここには、
実際に、子ども達が作ったブロンズ像や銅像の名作が展示されてるんです。最初に子ども達の作品が飾られることになったのは、1985年のこと。幼稚園生から高校生までの子ども達が参加したアートの大会に入賞した24作品を展示したのがはじまりなのだとか。そのときの24作品は全て動物のブロンズ像でテーマはAnimals of Freedom(自由の動物達)。作品名や作者の名前もプレートに残されてるんですけど、ここまでやってくれたら子ども達はかなり喜ぶんじゃないでしょうか。
以降、20年以上にわたって、毎年、子ども達が作った作品が少しずつ追加されていて、どんどん作品数は増えてるようです。単純な動物のスカルプチャーじゃなくて、もっとクリエイティブでメッセージ性の強い作品もいろいろ増えてるみたい。例えばこんなのとかありました。
モチーフはジョン・レノンのImagineの歌詞
思いがけずに、ふいに街角でこの歌詞に出会うと、じっと立ち止まってしまうことが多くなりました。ニューヨークにいればいるほど、色々な国から来た人たちと出会えば出会うほど、ジョンがこの歌詞に込めた思いが胸の奥に響くようになった気がします。"I hope someday you'll join us, and the world will live as one."
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