今から200年以上前、アメリカ建国のすぐ後の1783年に建てられたお家がブルックリンのプロスペクト・パークに残っています。名前は、Lefferts Histric House。アメリカ建国当時の文化や伝統を楽しみながら体感できる施設で、季節に応じて様々なイベントも開催中。週末やっていたのは、アップル・ピッキング（Apple Picking）。「収穫の秋」にピッタリですね！
どんな内容かというと、リンゴを木から取るというよりも、そのリンゴを使った伝統的な家庭料理やアート作品などの作り方を一緒に学ぶ参加型イベント。
ちゃんと指導員が登場して、親子で協力して作業を進めるようレクチャーしてくれます。庭先の会場は、とっても和気藹々としたムード。皆さん、椅子じゃなくて大きな薪（木の切り株？）に座り、野外暖炉の焚き火で料理。なんだか西部劇みたいで楽しさも倍増。アップル・バターやアップル・サイダーなど様々な家庭料理も実際に作るんですよ（もちろんレシピも無料配布）。楽しくて、美味しい！こりゃもう最高ですね。
待ち時間に子ども達が飽きないよう、アメリカの伝統的な遊び道具も用意してありました。蹄鉄投げやフラフープ（木製の昔ながらのもの）などで自由に遊べるんです。
庭先には小さな井戸のようなものまであって、水をくみ上げて畑に水撒きして遊ぶ子ども達も。今のチビッ子には、井戸がかなり珍しいようでした。ニューヨークって世界各国・各地からたくさんの人々が集まってる街ですけど、こういうふうにアメリカ独自の文化や伝統に触れる機会も案外いっぱいあって本当に面白いです。ちなみに次の週末（9/22-23）はポテトを使った「収穫の秋」のイベントを開催するんだとか。リンゴと同様、伝統的な家庭料理教室もあるので、またまた楽しくて美味しいイベントになりそうですね（笑）
〔ご参考情報〕
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Lefferts Historic House（プロスペクトパークのHP内コーナー）
ニューヨークの週末に行われるイベントって、最初からファミリー向けだったり、そうじゃなくても健全な内容のものが多くって本当にいいですねー。材料費とか人件費とか結構かかりそうですが、このアップル・ピッキングも参加費無料ですし、楽しみながら独自の文化や伝統を親から子へと伝えていくっていう発想も素晴らしいです。
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