今年で5回目となったセントラルパーク映画祭(Central Park Film Festival)。8月21日~25日まで5夜連続、セントラルパーク内に作られた緑の中の特設会場にて無料で映画を公開してました。
会場にはパイプ椅子の座席も用意されてますが、芝生にシートを敷いて見てる人たちもたくさん。また、お弁当持参の方々もあちこちに。映画の開始は夜8時から。だいたい7時くらいから会場入りしてお弁当を食べてから映画を見るって感じの楽しみ方が良さそうです。あと、お弁当持ってこなかった人たちにも、無料のポップコーンが用意されてます。
上映される映画はどれもロケ地にセントラルパークが登場するというこの映画祭。この日見たのは、ダスティン・ホフマン主演の『クレイマー、クレイマー』(
Kramer vs. Kramer)
アカデミー賞(作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、助演女優賞の5冠)とゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門作品賞、脚本賞、ドラマ部門男優賞、助演女優賞の4冠)を受賞した1979年の名作。
この作品、実は、セントラルパークの管理団体(Central Park Conservancy)が設立される前年に撮影されたため、修復・修繕前のセントラルパークが見れる歴史的価値もあるんだとか。20年ほど昔の作品ですが、映画そのものだけでなく昔のセントラルパークの映像をセントラルパークで見る面白さもあって楽しかったです。
〔ご参考情報〕
・「
Central Park映画祭」(過去ログ 2005-08-31)
ここ数年、夏のニューヨークでは映画の野外上映会(しかも無料)がずいぶんと増えていて、ちょっとしたブームみたいです。セントラルパークの映画祭の入り口でやってたアンケート調査に「他のどの野外上映会に行きましたか?」という質問が入ってるほど。ニューヨークで撮影された映画の数もここ数年急増していますし、その影響もあるのかな?そのうち夏のニューヨークの定番イベントになるかも。
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