
数々のアート作品が存在するセントラルパーク。その中でも一番人気の銅像、と言えばアリス・イン・ワンダーランド(Alice in Wonderland)。「不思議の国のアリス」をモチーフにした力作。
大きなマッシュルームの上に座るアリスの両サイドにはウサギなどのキャラクター。複雑な構造にはちゃんと意味があって、ジャングル・ジムみたいに遊べるようになってます。つまり、見るだけじゃなくて遊べるアートってわけ。これだけの力作なのに触っていいどころか、登って遊べるってすごいですよね。場所は、先日ご紹介した模型ヨットで有名な
Conservatory Waterの横。アッパーイースト・サイド側の72丁目にある公園入口から入ってすぐ。

もともとこのアリスは、George Delacorteさんという方が1959年にニューヨークの子供達のために寄付したもので、最初から遊べるように作ってあるんだそうです。半世紀ほど前にできたものですが、アートや児童文学にも触れながら楽しむことができるなんて、とても素敵な発想ですね。
〔ご参考情報:セントラルパークのスカルプチャー〕
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3人の踊る乙女たち ・
ロミオ&ジュリエット
主にチビッコたちに人気のあるアリスですが、大人が上っても怒られません。あと、アリスはDelacorteさんのお嬢さんに似せてるんだとか。父から娘への愛情も込められてるんでしょうね。このアリスの広場にくると心がちょっと暖かくなる気がします。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」