
タイムズ・スクエア名物の1つ?巨大看板、ビルボード。街の景観を守るため、他のエリアでは看板すら設置できなかったりすることもあるニューヨークですが、唯一このエリアだけは例外。年々看板の数は増加し、サイズも巨大化。逆に看板が小さいとダメ出しされるという噂もあるほど。お祭りのお神輿みたいな感じで注目度も高いんです。

そんなタイムズ・スクエアのビルボードの1つに、このたび裁判所が公開中止命令を出しました。かなりど派手なものでも問題になるものなんてなかったので、非常に珍しいケース。いったいどんな看板なの?って思ったら、日本企業のTotoのウォシュレットの広告だっていうから更にびっくり。
現在、現場のビルボードは上から黒いボードで覆われて見えないようになってますが、どんなビルボードだったか気になりますよね。現物の看板は見れないのですが、どうやら下の写真のようなものみたい。
Totoのウェブサイトに行くともっとフラッシュで動きのあるものがご覧いただけますが、要するに「おしり」。ずらりと並んだ「おしり」の看板だったようです。ちなみにキャッチコピーもついていて、「Clean is happy」。よく見るとニコニコマークも描いてあります。

ウォシュレットという商品特性を知っているからかもしれませんが、一見した感じではそんなに問題あるのかな?って印象ですけどね。クリエイティブだし、可愛いし。アメリカって日本よりも公共の場での性的表現について結構厳しいってよく聞きますけど、これでダメっていうのは正直驚きです。この看板がかかってるビルが教会施設のビルだったので余計に厳しかったりしたのかも。
でも、Totoのマーケティング会社も単なる広告だけとか、お金儲けだけを考えるんじゃなくて、もっと社会貢献活動を取り入れるとか、時代や地域にあった方法をやっておけばよかったんじゃないかな、なんて気もします。特にウォシュレットはもともと医療機器だったという背景もあるし。病院や教会に寄付するとかして先に良いイメージを広めてたら、教会や教会を訪れる方々にも広告をポジティブに受け止めてもらって、良い方向で話題になったかもしれないのにもったいないです。
確かにアメリカでは公共の場での性的表現はとても厳しい規制が存在しますが、この広告を見た感じだとそれ自体が果たして問題だったのかな?という疑問がぬぐえません。これって文化の差から生じるコミュニケーション・ミスの典型的な例かも。こういうトラブルを回避するには、やっぱりその地域コミュニティとの接点の持ち方が大切なんじゃないでしょうか。個人の場合も同じで、人種が違っても、出身地が違っても、日ごろの付き合い方の中で尊敬されてる人は文化の差に足もとをすくわれることもないような気がします。学ぶこと多し、ですね。
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