ロックフェラーセンターのまわりで見かけた謎のポスター写真。薄茶色の外壁の中に目立つブルー、しかも、写真は夕日を眺める着物を着た日本人女性の後姿です。日本政府の広報ポスターにしては意味不明だし、やたらと目立つ場所にボンボン置いてあるし、何これ?と思ってよく見たら、ロックフェラーセンターの展望台の宣伝ポスターでした。
ロックフェラーセンターの展望台は、エンパイアステイトビルの展望台と共にニューヨークでは人気抜群の展望台。その宣伝ポスターに、着物姿の日本人女性が登場してるんです。この発想は色んな意味で面白いですねー。
一応、キャッチコピーは"Breathtaking in any language" 「どの国の言葉でも息をのむ」。"Breathtaking"の部分は他の国々の言葉に訳されてて、日本語でも「息をのむような眺め」って書いてあります。なーんだ、それで着物を着た女性の後姿なわけですね。で、他のポスターには他の国の人たちの写真なのかな?って思ってみて回ったら、それがほとんど全部、着物姿の日本人女性なんですよー。すごいですね。やっぱり宣伝目的のポスターですからイメージ的にプラスと判断したって考えると、着物姿の日本人女性って国際的にかなり良いイメージなのかも。
こういう感じで勝手に親日ムードをアップしてくれる広告とか宣伝とか、ニューヨークでは結構目にします。ここ数年ずっと続いている傾向ですが、日本や日本人って、良いイメージの代名詞というか、シンボルになることが多いみたいです。しかも、政治とか経済の分野ではなくこういう感じでカルチャーの面でも高評価っぽいと思います。
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