ニューヨークの街角で頻繁に見かける騎馬隊の皆さん。彼らは、ニューヨーク市警(NYPD)のパトロール部門に所属する特別ユニット。英語の正式名称は、"The Mounted Unit"と言います。NYPDでは、マンハッタン内も含め市内6箇所の施設にお馬さんを住まわせてるんだとか。その数、なんと常時100頭ほど!結構、たくさんのお馬さんがNYPDで活躍してるんです。
「でも、今の時代、西部劇みたいな騎馬隊が役に立ってるの?」なんて疑問も沸いてきたりして。確かに、パトカーがサイレン鳴らして走っていくのは見たことあっても、騎馬隊が全力疾走していく姿は見たことないです。
さらに、騎馬隊の警察官さんは案外女性も多かったりして(お馬さんはオスのみ)。西部劇に登場するごっつい保安官とか、ワイルドなカウボーイのイメージとは大違い。ときどき子ども達に囲まれて、お馬さんに触らせてくれたり、写真を撮らせてくれたり、かなりフレンドリー。
で、ちょっと調べてみたのですが、どうやらこの騎馬隊の役目は「パトロール先のエリアでNYPDの存在を広く知らせること」みたいです。存在が目立つことで犯罪防止につながるんですって。そういう意味では、目立てば目立つほど仕事をしてることになるんですね。どおりで通行人にフレンドリーなわけです。警察が目立つことで犯罪防止や治安維持につながるっていう発想、なかなか面白いですね。他にも例がないか調べてみると、ニューヨーク市消防局(NYFD)も同じような発想してました。消防署とか消防士さんが目立つことで、火事を未然に防ごうってことだと思います。
さて、ここでクイズです。
NYFDはどんな方法でその存在を目立たせようとしてるでしょうか?
答え:インパクトばっちりの公式オリジナル・カレンダー
実際に、全米の大都市で一番安全になってしまうほどニューヨークの治安は改善しましたから、このお馬さんたちも大活躍ってことなんでしょうね。騎馬隊に限らず、目立つことを目的にしたNYPDのパトロールっていろいろあるみたいです。NYFDのカレンダーはスゴイですね。上半身裸に防火服っていうありえない格好で、バックはタイムズスクエア(笑)。でもたぶんカレンダーに出てるのは本当の消防士さんだと思います。
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