世界各国のメディアの拠点が結集する街、ニューヨーク。もともと映画やテレビ番組の撮影現場に遭遇する機会も多いと思いますが、最近、特に頻繁に野外ロケに出くわすような気がします。ちょっと調べてみたら、ここ3年間くらいニューヨークでのロケ日数が急増中!
1993年~2003年くらいまで年間だいたい約2万日くらいで推移していたニューヨークでの野外ロケ日数が、グングン増えて2006年には3万5千件弱になってます。
なんとなくニューヨークを舞台にした映画とかドラマの数も増えてるような気がしてましたが、ロケ日数が増えてる分たぶん実際に増えているんでしょうね。
で、この原因はなんでかな?と思って更に調べてみましたが、さっぱり原因が分かりません。一応、ニューヨークの州と市レベルで支援策を打ち出しているんですけど、ロケ地の紹介とか、
一定条件を満たす大型プロジェクトに対して若干税控除するとか、"Made in New York"(ニューヨーク産)という認定をしてプロモーションを少し手伝うとか、そんなのばっかり。何かニューヨークならではの特別な作戦があるのかと思ったんですけど、どこの都市でもやってそうなものばかりで、これほど急増している理由は説明できない気がします。すごいマーケティングプランを期待した分、ちょっとガッカリ?
でも、よーく考えると、重要なポイントは、できあがった映画やドラマを見たいって思う人たちがどれだけいるかってことかも?いくらロケ地となる都市が行政レベルで支援策を用意しても、そこで撮影された映画とかドラマを見たい人がいなかったらその数って増えないでしょうし、別に支援策が大したことなくても、ニーズがあれば増えるってことなのかもしれません。
〔ご参考URL〕
・NY州政府のサイト中にある最新映画ロケ地情報
http://www.nyc.gov/html/film/html/locations/sets_city.shtml
~ニューヨークを舞台にした主な映画やTVドラマ作品のロケが行われた場所の情報がリストアップされています。ロケ地巡りにご興味のある方は必見!
別に映画やドラマに限らず、ニューヨークをテーマにしたものって増えてる気がします。日本でも六本木にミッドタウンなんとかっていうのができたり。昔からそういう傾向ってあったと思いますが、映画やドラマの場合だと、ここ数年急増トレンドにあるっていうのが面白いなーって思いました。
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