
数え切れないほどの映画、音楽、書籍の舞台になってる赤レンガが特徴的なこのホテルが、チェルシー・ホテル(The Hotel Chelsea)。1884年完成というから、今から120年以上も前からあるんですね。しかも、1902年まではニューヨークで一番高いビルだったって知ってました?その当時は確かにこの辺りが街の中心だったはず・・・。すごい歴史を感じますね。場所は、もちろんチェルシー・エリア、7~8 Ave.間の23丁目沿い。

一般宿泊客も受け付けていますが、著名な芸術家、音楽家、作家の方々が長期滞在・・・というかお住まいになってるホテルとして今も昔も有名。常にニューヨークの芸術的活動の中心地だったことから、ニューヨーク市が一番最初に指定した文化的遺産(歴史的建造物)だったりもします。
そんなわけでホテルの中にもアートが山盛り。壁という壁に絵画が飾ってあるわけですが、その画風はとてつもなく斬新。

まるで子どもの落書きみたいなものも少なくありません。それに飾ってる作品のジャンルが自由気ままというか、本当にバラバラ(笑)。これも多様性の街、ニューヨークならではだなーなんて思ったりして。バラバラなのに歴史ある建物の雰囲気と妙にマッチして、なんだか楽しくなってきます。
絵だけじゃありません。なんだかよく分からないブランコに乗ったおっきな人形がフロントデスク前にぶら下がってたり、エレベーター・ホールの奥にある公衆電話の上に紙粘土細工のマリオネットが踊っていたり、ホテルというよりギャラリーって感じ・・・。うーん、全体の雰囲気の影響だと思うんですけど、そのへんのギャラリーよりクリエイティブな刺激は強い気がします。どうりでアーティストが集うわけですね。クリエイターの方々は一度は訪れてみた方がいいかもしれません。
1Fロビーの様子
エレベーターホール奥の公衆電話上で踊る人形たち
〔ご参考URL〕
・チェルシーホテル(公式)
http://www.hotelchelsea.com/
ホテルのロビーへの出入りは自由です。今でもアーティストっぽい方々が多く集い不思議なオーラを放ってて雰囲気を盛り上げてくれます。重要文化財になってるので観光目的で訪れる人もいますが、なぜか観光で寄る方々もアーティスト系だったりして。自由な感じが結構好きです。
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