週末、ユニオン・スクエアで開かれていた"NYC GROWS GARDEN FESTIVAL"。このイベントの主催者は、
The National Gardening Association (NGA)というNPO組織。「植物の育成は人々の人生を豊かにする」というスローガンを掲げ、ガーデニングに関する情報配信や様々な教育的活動を行っている団体です。
会場には、ガーデン・アーティストの作品もいくつかあって、芝生の上に赤いお花の鉢を並べてつくった迷路とかまで!
テントの方では、ホームガーデニング用の苗木や関連グッズを無料配布。自然の素晴らしさを学ぶことを目的としたガーデニングやハーブティーなどのちょっとした体験教室や、植物を使ったキッズ向けの遊びを紹介するものなどいろいろ・・・。普段あんまり意識することないかもしれませんが、確かに、植物ってかなり身近で、とても大切なものなんですよね。こういうイベントがあると、いろんなことを楽しみながら学べるのでスゴクいいなーって思います。
地元の方々も、こういうイベントのスポンサーになってくれる企業の方々も、たぶん、みんなそう思っているのかも?!ここ数年の間だけ見ても、こういった感じの社会貢献を目的としたイベントがニューヨークでは急増している気がします。治安が格段に良くなったからかもしれませんが、それだけじゃなくって何か大きな変化が起こっている感じ・・・。
社会貢献や地域活性化を目的としたイベントの増加。この背景にある社会的な変化は、もしかするとニューヨークの持つ
多様性や
自主性と何か関係があるのかもしれません。
しかも、おそらくこの変化の波は、今後ますます大きくなっていく気がします。このイベントでもそうですが、すでに小さな子どもたちまでイベントの主催者側と協力して、教える役割を担っていたりするんです。この写真は、植物の種子を使ってブローチやネックレスを作ってるチビッ子たちの様子。大人は後ろの方でニコニコして見てるだけ。チビッ子が来訪者とお話して、手作りの作品を選んであげたり、リクエストに応じたり・・・。もう、すっごい可愛いんです。本当に勉強になること多し、です。
ちょっと調べてみたら、アメリカではレーガン政権の頃に財政改革が行われた結果、政府が関与する社会的なサービスが大幅にカットされ、企業や市民が社会貢献や地域活性化のための活動を担うようになっていったんだそうです。ボランティア活動がいっそう奨励されるようになったのも、その頃からなんだとか。うーん、でもだとしたら何で今頃になってどんどんこういうイベントが増えてる気がするのかな?※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」