タイムズ・スクエアに突如現れたブルーのカウチ。これが何だか分かりますか?斜め前にはシンプルな椅子。正面にはテーブル、そしてテーブルの上にはティッシュ・ボックス・・・。
もうお気づきの方もいるかもしれません。そうです、クリネックス・ティッシュのテレビCM、"let it out"シリーズの収録隊がニューヨークのタイムズスクエアにやってきたのです。
"let it out"キャンペーンのメッセージは、『一人で思いを胸に溜め込んでいてもいいことなんてないよ。喜びも、悲しみも話してください。きっと気分が良くなりますよ。』というもの。テレビCMと言っても演出など何もなくて、ただ、このブルー・カウチに座った通行人がインタビュアーの男性に話をするだけ。
でも、その中には感動的なお話も多くて、話をしている人が思わず涙を流すことも・・・。誰もが自然にテーブル上に手を伸ばし、クリネックス・ティッシュで涙を拭くシーンが続出します。
ここで立ってインタビューを受けていた女の子達の目もウルウル・・・。配っていたポケットティッシュで涙を拭きながら語る姿を見ていると、どんな話なのか気になります。インタビューが終わった女の子達は今度は笑顔がキラキラキラ・・・。クリネックスの言うとおり、思いを言葉にすると気持ちがすっきりするのでしょうね。とても印象的なキャンペーン。これこそまさに究極のエモーショナル・ブランディングですね。
〔ご参考情報〕
・クリネックス社サイト上の
「Let it out」の説明ページ
~感動的なCMの一部がご覧頂けます。
立ち止まって話をするほど時間がない方々のために、思いを書き込めるボードも用意してありました。テレビCMにもいろんなものがありますが、「喜びも悲しみもすべて話して下さい。」なんていう意味深いメッセージを伝えるCMがティッシュの会社のCMだなんて、その発想、素敵ですよね。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」