カフェのレジ横で見かけたボード。今日、3月22日はワールド・ウォーター・デー("World Water Day")なんですね。ワールド・ウォーター・デーとは、国連で決まった特別な日。毎年水に関係したテーマに基づいて、世界中の国連加盟国で様々なイベントが行われるんだそうです。ちなみに今年のテーマは、"Coping with Water Scarcity"。
「水の希少性」なんて日頃考えたりしませんが、水道ひねればいつでも水が飲めるなんて、よくよく考えてみるとミラクルですよね。ニューヨークの水道システムが完成したのは1915年。このニューヨークの水道システムも実はまだ100年経ってないんです。そう考えると安全な飲み水が不足している国や地域が今もあるっていうのも不思議じゃありません。
さて、そんなわけで今日のニューヨークでは、レストランやカフェなどで"tap project"というイベントが行われてました。tapはtap waterのtap。普通の水のこと。公式サイトに行くと、マンハッタンの地図上に水滴マークがいっぱい。コレ全部イベントに参加してるお店の場所なんです。
どんなイベントかというと普段は無料のコップ1杯の普通の水が1ドルになり、それがそのまま募金にまわされる、という募金イベント。たった1ドルの募金でいったい何の役に立つのかな?とか、塵も積もれば・・・ってことかな?なんて思うところですが、1ドルでも結構な価値があるんですよ。公式サイトにはこんな情報も出ています。
"With $1, UNICEF can provide 40 liters of safe drinking water, which is enough to give one child safe drinking water for 40 days, or forty children safe drinking water for one day. "
(和訳)
1ドルあれば、ユニセフは40リットルの安全な飲み水を提供できます。つまり、一人の子どもに40日分、あるいは40人の子どもに1日分の水を与えることができるのです。
〔ご参考URL〕
・
Tap Water Project
・
Unicef内のコーナー
国連本部のあるニューヨークだけあって、よく見ると街の各所やメディアなどでもこのワールド・ウォーター・デーが取り上げられてました。世界各地でイベントが行われてるようですが、日本でも何か関連イベントとかあったのかな?
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