ここはロングアイランド・シティにある倉庫。いくつもの大きなボックスに入った洋服の山の中から、品定めをする人々。何が行われているかというと、コレ、ウェアハウス・セール(Warehouse Sale)です。
主催は、ハウジング・ワークスというニューヨーク市内にスリフト・ショップ(Thrift Shop:古着や中古品のリサイクル・ショップ)を数店舗運営する団体。この団体では、スリフト・ショップの収益金を多様な社会貢献活動のための寄付金にしています。以前、ご紹介した
Used Book Cafeもこのグループの1つ。
そのハウジング・ワークスが毎月一回、第二日曜日にホントに倉庫で開催してる大セール・イベントがこのウェアハウス・セール。マフラーからコートまであらゆる種類の古着が、『紙袋一袋20ドル』です。1ついくらとか、1ポンドいくらとかじゃないんですよ。どんな服でも紙袋一袋につき、20ドル。しかも福袋とかとは違って、自分で気に入ったものをピックアップして自分で紙袋に入れる仕組み。この価格設定、多分、体のサイズの大きなアメリカ人の感覚で考えられたものですので、体型の小さな日本人にはかなりお得感があります。あと、服を小さくたたんでうまく詰められる人ほどお得です。
その他に、靴やカバン、家具や家電製品も売ってます。どれもお値段はあってないようなもの。おっきな棚が2ドル。大型テレビが25ドル。ソファーセットが10ドルとか、そんな感じです。
(ご参考情報)
・ハウジングワークス(Housing Works)公式サイト
倉庫の住所:
48-49 35th St in LIC, Queens
※地下鉄で行く場合は7番線で33rd St.駅が最寄駅です。
売り上げを寄付金にするスリフト・ショップというと、以前、ご紹介した“Salvation Army Thrift Shop”が全国的にメジャーなのですが、ハウジング・ワークスはニューヨークではじまった団体で年々活動の幅を広げているようです。なお、ハウジングワークスはスリフト・ショップとは思えないほど取り扱っている商品のクオリティが良いという評判もあります。
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