イースト・ビレッジ(East Village)の街角風景から・・・。イースト・ビレッジと聞くと、ニューヨーク在住の日本人の皆さんにとっては、日本食レストランやスーパーが立ち並ぶセントマークス・プレイス(St. Marks Pl.=3rd Ave.と2nd Ave.の間の8th St.の別名)や、オフ・ブロードウェイ・ショーのSTOMPやBlue Manの劇場などが一番身近かなと思いますが、そのエリアはもっと広大で、また、歴史もかなり古いのです。
イーストビレッジの最寄駅は6番線のアスタープレース(Astor Place)駅。Lラインで1st Ave.とか更に東側の駅まで行った方が近い場所もありますが、街の風景が面白いのでここから歩いていくことが多いと思います。
アスタープレースで降りると、大きな四角いオブジェ。これ、押すとコマみたいにまわります。以前ご紹介した奇跡のコーヒー・トラック(Mud Coffee)が停車してるのもこの付近。9th St.の1st~2nd Ave.の間にはMud Coffeeのコーヒーショップも出ていて、今、かなりの人気です。
とても広大なエリアなので他にもスポットはいっぱいありますが、9th St.の1st~2nd Ave.の間、というのがイースト・ビレッジの人気スポットの1つで、なぜかこのエリアを中心に人気ショップ等が集まってます。このストリートだけ道沿いにイルミネーション用のライトがついてたり、週末若者で賑わうのもここが拠点となってるようです。
付近の2nd Ave沿いが、ロシア料理や東欧料理の美味しい老舗レストランの密集地帯となっているので昔からこのへんは人が集まるスポットだったのかもしれません。イーストビレッジは、ニューヨークに移民が移り住みはじめたときに、ロシアや東欧からの移民が最初に開拓したエリアなのです。地理的には、ユダヤ移民が開拓したロウアー・イーストの北側ということで、歴史のある教会なども多数存在します。
イーストビレッジの入口程度のことしか書けませんでしたが、ここはいろんなものが盛りだくさんのエリア。昔から『24/7』(トゥエンティフォー・セブン:24時間7日間という意味)の呼び名がつけられてるほどで、特にアメリカ人の若い世代に人気です。あのミュージカル「RENT」の舞台になったライフカフェや、有名な老舗のバーもいっぱい。エリアの奥に行けば行くほど、ワイルド過ぎる?感じでしたが、ここ数年はNY全体の治安が良くなったこともあって雰囲気が変わってきた気がします。
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