スタッテン島とマンハッタンを結ぶスタッテン・アイランド・フェリー。昔は有料(往復50セント)だったのですが、1997年から無料なのです。フェリー乗り場は
バッテリー・パークの東にあるフェリー・ターミナル(Whitehall Ferry Terminal)。もともと通勤・通学用のフェリーということで、運行スケジュールは地下鉄と同じく24時間営業!ラッシュアワーは1時間に4本、深夜でも1時間に1本のフェリーが発着しています。
フェリーに乗ると、25分ほどの船旅のはじまり。このシンプルなフェリーの最大のエンターテイメントは船上から見える壮大な景色!しかも、船室の両サイドには室外通路があって、海風を体に受けながら、たっぷり景色を楽しめちゃう構造になってるんです。これが無料とはっ!お得ですねー。
マンハッタンの摩天楼から自由の女神へ・・・。
ゆっくりと進むフェリーの上で、風を感じながら眺める自由の女神は、本当に何度見ても感動的。『自由』を求めてニューヨークへ移り住んできた人々をずっと見守ってきた女神像は、これからもこの地を訪れる皆をずっと見守っていてくれるんですね。ぼーっと眺めていると、「いろいろ大変だと思うけど、頑張ってね!」って言ってくれてるみたいで、なんだか胸がジーンとしてきます。英語で自由の女神は、"Statue of Liberty"。直訳すると『自由の像』。『自由の像』だなんて、そんな素晴らしいネーミングをよくぞ思いついたものです。宗教的な意味合いのない、こんなに大きくて、力強くて、美しい女神像って、世界中を探しても他に存在しないでしょうね。
また、フェリーには通勤・通学の乗船客だけでなく、観光客の方々も結構乗っています。自由の女神の近くに来ると室外通路に出て写真を撮る方もたくさん。一人旅の方々がお互いに写真を撮りあったりして、自然に仲良くなれるのもこの船旅の楽しいところかなと思います。
【ご参考情報】
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スタッテン島フェリー(公式)
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スタッテン・アイランド行きの無料フェリーから見る女神さま〔2009-03-13〕
・
スタッテン島行き無料フェリーのデッキで飲むビール!〔2009-04-22〕
よく観光名所って実際そんなに魅力を感じないこともあったりしますが、自由の女神は本当に素晴らしいです。歴史的背景とか考えれば考えるほど、その存在感が増すばかり。今回は夕焼けの時間帯にあわせて乗船してみましたが最高でした。これだと行きが夕焼け、帰りが夜景でまた違った景色をたっぷり楽しめます。
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