地下鉄の駅構内に突如現れたリビングルーム?家具屋さんのプロモーションかなと思いきや、テレビ番組(Top Design)の宣伝です。どんな番組かというと、デザイナーの方々がデザインの腕を競う番組。いわゆるリアリティー・ショー(Reality show)です。
最近アメリカでは、リアリティー・ショーが大人気。リアリティ・ショーというのは、役者、歌手、タレントなどの芸能人ではない一般の方々が出演し、ある設定のもと「リアル」なストーリーを見せるテレビ番組のジャンルの1つ。「台本」のない本物の人間ドラマ?が人気を集め、様々なタイプのショーが登場しています。
このTop Designという新番組を放映するテレビ局ブラボーTV(Bravo TV)は、ここ数年の間にファッション・デザイナーを対象にしたプロジェクト・ランウェイ(Project Runway)、料理人を対象にしたトップ・シェフ(Top Chef)などの人気のリアリティー・ショーを生み出して大注目。これはあくまで個人的な印象なんですけど、「リアリティ番組ってなんだかドロドロしがちで嫌いだけどBravoの番組は好き」って方が多いような気がします。多分、その原因は、Bravoの番組からはポジティブなメッセージを感じられからかも・・・。
Bravoでのリアリティ番組路線を大ブレークさせた番組に、クイア・アイ・フォー・ザ・ストレート・ガイ (Queer Eye for the Straight Guy)というのがあります。
この番組は、カッコいい5人のゲイの男性達が、初めて彼女の両親と食事するとか、プロポーズするなどの特別な状況を前にした普通の男性をイメチェン(英語で言う"make-over")させる番組。お洒落でカッコいいだけじゃなくて、感動的なエンディングが多くって、見終わった後に心地良さが残るんですよ。しかも、ニューヨークが舞台。番組に登場したお店に実際に行ってみることもできたりして、楽しさ倍増だったりします。また、上述のほかのリアリティ・ショーもニューヨークで撮影されたものって多いんです。実際、ポジティブに夢を追いかけてる人多いですし、ニューヨークは台本のないドラマの舞台になりやすいのかもしれません。
【ご参考情報】
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Bravo TV(公式)
地下鉄の駅構内にリビングルームを作っちゃうっていう発想って面白いですよね。Bravoは1980年開局ですが、2002年にNBCに買収されてから現在のリアリティ番組路線に変わったようです。あと、Queer Eye for the Straight Guyは、テレビ界のアカデミー賞と呼ばれるEmmy Awardsも受賞するほどの傑作です。
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