
ダウンタウンのチェルシー(Chelsea)にある
ギャラリー・ディストリクト(Gallery District)。ここはコンテンポラリー・アートを展示する多様なギャラリーが密集するエリアです。場所は、『11~7Aveの間の13~29丁目まで』と広範なエリアになっていますが、メジャーなストリートは
22丁目、24丁目、25丁目の10~11Aveの間の3本。ニューヨークはもちろん、全米、あるいは世界的にも知られている著名なギャラリーはだいたいこのストリート沿いです。

もともと倉庫街だったエリアが再開発されたため、ギャラリーの多くが元倉庫。コンテンポラリー・アートの作品は広い展示スペースや一定条件を満たす空間が必要になることも結構あるそうですが、そういった作品にもちょうど良い場を提供できるので人気が出たんだとか。
同じように元倉庫街でアーティストが移り住み再開発されていったSOHOと比較されることもありますが、チェルシーのギャラリー街はマンハッタンの西の一番端にあり、ブロードウェイのすぐ近くにあるSOHOとは交通の便が全然違うということもあって、エリアの雰囲気はまったく別物になってます。こちらの方が本当にギャラリー尽くし、まさにギャラリー・ディストリクト!って感じ。ブランド系のショップも出てきてますが、まだまだ今後に注目って感じかも。

また、このエリアには昔使われていた列車の高架(再開発されて公園になる予定です)が残ってるんですが、その下の空間がこんなふうになってたり・・・。これは何?って感じですが、説明とかはありません。コンテンポラリー・アートって意味が分からない作品も結構多いですよね。道端に作品がポンと置いてあったり、コレもそうかな?と思ったらただのゴミだったり(笑)。でも、いろんな意味で感覚を刺激されて、私は結構見るの好きです。嬉しいことにどのギャラリーもほぼ全て入場無料で気軽にぶらっと立ち寄りやすい。リラックスしながら好奇心を刺激したいという方にはオススメのエリアでしょう。

【ご参考】
・チェルシーギャラリーガイドの
インタラクティブマップ】(↑最後の地図)
チェルシーのギャラリー街は、行く日時によって印象が全然変わってしまいます。一般的に土曜日の午後から夜が賑わってて、アーティストっぽい人が沢山集まり、楽しさも倍増。逆にお休みのところが多い月曜日とか、平日は閑散としてることが多いと思います。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」