Lexington Candy Shop（レキシントン・キャンディー･ショップ）。「キャンディー・ショップ」という名前ですが、お菓子屋さんではありません。ここはダイナー（大衆食堂）です。
場所は、Upper East Side（高級住宅街）の中心地、地下鉄86丁目駅から徒歩ですぐ。
Lexington Ave沿いの83丁目。このダイナーは、1925年（日本では大正15年（昭和元年））創業という超老舗。外観、内装、メニューにまで今でも1920年代のアメリカの面影が色濃く残る人気店。
カウンターの前に並ぶ椅子は、フロアに固定され、座席部分がグルグルと回るレトロ調なもの。椅子の真下の床には、デザイン性のあるペイントも施されてて可愛いです。どうやら、この椅子が特に子ども達に大人気で、テーブル席に家族で訪れてるチビッ子達がわざわざこの椅子に座りにやってきたり、この椅子で遊び出すチビッ子もいたり・・・。住宅街ならではのホノボノとした雰囲気も良い感じです。
メニューの内容は、オムレツ、サンドイッチ、ハンバーガーなどが中心。老舗のダイナーならではのエッグ・クリームやキャンディー・ソーダとかもあります。
さて、それで肝心のお味の方ですが「懐かしい味がします」という感じ？残念ながら、私の感覚では特別に美味しいとは思いませんでした。あくまで雰囲気を楽しむお店かも？
でも、アメリカ人の方々からは非常に美味しい！と評判のダイナーですので、きっとここの味は昔ながらの懐かしい食堂テイストとしてはベストなんだと思います。ホノボノとした雰囲気を味わいたい方や、タイムマシンに乗って、昔のアメリカのダイナーに行ってみたい！という方にオススメ。
椅子で遊ぶチビッコと動じないお店のおじさん :)
〔ご参考情報〕
・Lexington Candy Shop
1226 Lexington Avenue, New York, NY
212-288-0057
Serving ice-cream sodas, frosted malts, and diner food since 1925. Even the Cokes are made the old-fashioned way (a shot of syrup followed by a spritz of seltzer).
日本でも、昔懐かしい学校給食のメニュー（揚げパンとか）を出すレストランが人気だとか聞いたことありますけど、多分、そんな感じなんでしょうね。それが日本人にとって美味しいかどうかは別にして、このカウンターに座ってキャンディー・ソーダを飲んでみるとかしたら、一風変わったニューヨーク旅行の思い出になるかも。
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