マディソン・スクエア・パークに先月から登場した大きな写真のパネル。「Cities in Transition」というタイトルがついたパブリック・アートの写真展で、現在、ボストン、ハートフォード、ニューヨークの3箇所で同時に展示されています。
主催者は、アメリカの老舗大手メーカー、United Technologies。この会社は過去25年間ほどアート関連イベントをサポートしてましたが、2005年からパブリック・アートに力を入れ始めました。
公式サイトに行くと、"To celebrate the power of creativity..."(創造力を祝して・・・)という一文からはじまるこのパブリックアート・プロジェクトの趣旨が書いてあります。とても素晴らしい内容だと思いますので、ちょっとその英文の一部をご紹介しましょう。
"... The UTC Public Art project brings art into daily, urban life by commissioning artists to create works for large-scale display in unusual settings. The artists are given freedom to create work around central theme. The goal is to provide art to all in a way that is open, accessible and unexpected..."
ざっと簡単に和訳すると、
『平凡な都会生活の中に巨大なアートを!アーティストはメインテーマに応じて自由に制作活動ができ、人々は、思いもよらない形で、誰でもそのアートに触れることができる。』って感じでしょうか。United Technologiesは飛行機やロケットなどを製造しているメーカーさんなので、お客さんの多くは企業や政府。あまり一般消費者とは関わりのない(=一般向けの宣伝広告は必要のない)はずなのですが、そんな会社でもこうしたイベントをやってるんですね。なんだかこういうケースがどんどん増えている気がして、嬉しいです♪
〔関連URL〕
・
Cities in Transition(公式)
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United Technologies(公式)
マディソン・スクエア・パークは、以前、ご紹介したShake Sack(NY No1ハンバーガーショップ)がある公園です。パブリックアートとハンバーガーを同時に楽しんで、芸術の秋と食欲の秋を同時に堪能しちゃうなんて最高ですね:)
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