マンハッタンの中でも、定期的（毎週日曜日）に車道が数ブロックほど歩行者天国になるのはここくらいじゃないでしょうか？「Orchard Street Pedestrian Mall」。場所は、Lower East Side、East HoustonからDelanceyの間のOrchard St沿い。
少し前までは、あまりパッとしない革製品のお店（コート、カバン、靴など）が中心のモールでしたが、最近、周辺に増えているお洒落なセレクト・ショップの影響を受け、今後、どう発展するか楽しみなスポットです。
しかも、この日曜歩行者天国は、今秋からDelancey以南にも拡大しました。まだ出店しているテントの数は少ないけど、農家の皆さんがつくった野菜やフルーツなどを売る「Green Market」の一番新しい会場になっちゃったんです。更に少し南下すれば、いつでも青空市場のようなチャイナタウンがある場所で、果たしてこの「Green Market」は発展できるのか？いろんな意味で注目です。
さらにこのOrchard St沿いにあるミュージアム（
Tenement Museum）も、最近バージョンアップしています。1992年に完成したこのエリア（ユダヤ移民が多く住んでた初期開拓地）の歴史民族博物館。まだ博物館内は見てないんですが、パンフは周辺各店に置いてありました。このミュージアムがシンボル的な位置づけとなって、いろんなお店の人たちからなる地域自治体の結束を強めてるのかもしれませんね。
Lower East Sideの街角風景は独特です。古い歴史ある建物が多いんですけど、アーティスティックなポスター、イラスト、グラフティ、その他、いろんなアート作品やお洒落なショップがたくさんあって、ある意味、青空近代美術館みたいな感じかも。
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