
週末、モダンダンスのショーを見に行ってきました。今回で14回目になる"HATCH"と名づけられたこのショーは、若手のダンサーやダンスカンパニーが1作品ずつパフォーマンスを披露する場になっていて、ショーの最後には、出演者にお客さんが質問できる時間も用意されてます。
ちなみに、"HATCH"とは「(ひなを〉卵からかえす」という意味。若手モダンダンサー達を育てていくためのイベントなんですね。
そんなわけで、ショーと言っても会場はダウンタウンにある小さなダンス・スタジオで、客席もパイプ椅子やフロアにそのまま座るというスタイル。一応、バーがあってドリンクなども注文できるようになってるとか、細かい演出については相変わらずこちらの方々は上手いわけですが、手作りイベントならではのワクワク感が溢れてます。告知のウェブサイトも存在しなくて、来ているお客さんもその大半がモダンダンス関係者やその友人。一種の同窓会のような感じで、知らない人ともすぐに打ち解けられる独特のイベントかなと思います。
また、客席とステージの距離がかなり近いため、ダンサーの表情や息づかいも一段と感じられます。ダンサーにとってはいつもより狭いスペースでパフォーマンスすることになるので大変なのかもしれませんが、お客さんからしてみると若手ダンサーたちの熱いハートをまじかに感じられてとても刺激的。"HATCH"の他にもこういった趣旨のショーはいくつもあるので、機会があれば是非一度参加してみるといいかもしれません♪
昨年に引き続き今年も"HATCH"を見てきました。最初に登場する進行役の方がこの会の趣旨を説明するんですが、若手ダンサー達に自己表現の場をあたえるためにやっているというスピーチがこりゃまた感動的で、ダンスに限らずこういう場の持つ雰囲気ってすごくいいなぁってしみじみと感じました。どんなに小さなショーでも心が満たされる感じがします。元気をわけてくれるんです。こういうショーに行く度、ありがとうってなんだか自然に思えちゃいますね。みんな、ありがとう。
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