
マンハッタンの中央を縦に走る大通り、パーク・アベニュー(Park Ave)。この大通りのほぼ中間地点には、グランド・セントラル・ターミナルとメット・ ライフ・ビルがそびえたっています。
日本でも、大通りをずっと行くと駅があるというのはよくある風景かなと思いますが、このパーク・ アベニューの場合、駅の正面入り口で道が終わるのではなく、そのまま駅の建物をまっすぐ突き抜けちゃうルートになってます。歩道はないので、車に乗らないとこの道を通ることはできませんが、車がそのまま真正面に突っ込んでいくので、初めてこの道を通ったときはどうなるのかな?と一瞬ドキっとするほど変わったつくりになってます。
そんなわけで、2階建て観光バスの2階席にのって南側から北側へ抜けていくルートを通ると、グランド・セントラル・ターミナルの正面玄関にある古代風のファサードをまじかに見ることができて、ちょっとお得な気分になれちゃうとか、そんな情報もあるくらいなんですよ。
ちなみに、この古代風ファサードは、42丁目に面した駅正面にあるもので、外観装飾の責任者ホイットニー・ウォレンさんが腕によりをかけて作ったものだそうです。あのゴージャスなデザインはどこから生まれたのかなと思ったら、パリの凱旋門をイメージし、更に拡大してこういう感じになったんだとか。なるほど確かにグランド・セントラル・ターミナルって、電車にとっては駅だけど、車にとっては門のような構造になってますもんね。
ニューヨークの建造物は手が凝っているものが多いせいか、街のあちこちにこういうトリビア?みたいなものが沢山潜んでいます。毎日、普通に見てるものでもそれまで知らなかったことを発見できて勉強になりますね。
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