先日、ご紹介した日本とアメリカの大学生達によるグループ展、「Chance Encounters」にいってきました。場所はチェルシーのギャラリー街の中。26丁目のCaelum Galleryです。
少し、チェルシーのギャラリー街についてご説明しましょう。場所はマンハッタンの西の端、26丁目前後のエリアで、もともと倉庫街だったものをリノベーションして作られました。かつてSOHOにあったギャラリーなども移動してくるなど新たなアートの中心地として注目を集めまして、主にコンテンポラリーアートの作品を展示しています。コンテンポラリーアートの作品展では広いスペースを使うことが多いらしく、そういうスペースを確保できる元倉庫のギャラリーにはニーズがあるそうです。但し、近年では更に広くて安いスペースを求めて、マンハッタン内よりもクイーンズやブルックリンが注目を集めてるとか。
私はアートはあまり詳しくなくてコンテンポラリーアートは特によく分からないのですが、アート関係を専攻して大学院を卒業したお友達曰く、「思いと言動の間にあるものを様々な形(あるいは形にもなっていない状態)で表現するって感じ」だそうで、理屈で考えるものではないそうです。
「Chance Encounters」で展示された作品の中からいくつかご紹介してみます。まず↑はTomoko Kayumiさんの作品。アンティークの木箱風な作品で、ドライフラワーやジュエリーっぽいオーナメントが添えられています。カントリー調の家具で揃えたお家に飾るアート作品なんかにピッタリかもしれません。かわいくて綺麗なだけでなく、こういったギャラリーの展示作品としてはとてもユニークだなと思いました。今回の展示にはなかったのですが、置いてあった過去の展示作品の写真を見たら大きな作品もあるそうです。それも生で見てみたいですね。
それから、→はYasuhito Suzukiさんの作品。題材はワンちゃんです。タイトルは上が"hot dog 2005"、下が"hot dog 2006"。2005年の作品と2006年の作品ということでしょうね。Suzukiさんの作品は、和紙にペンで書かれたものだそうで、どれも非常にユニークで繊細な感じがしました。この独創的なファンタジックな世界観はどこから生まれてくるのでしょうね。最後にもう1つ、↓もSuzukiさんの作品です。タイトルは、"Under the broken umbrella"。
このグループ展は今週の土曜日まで開催中。右脳に栄養補給したい方にオススメです。入場料は無料。展示されている作品を購入することもできますよ。
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