グローバル化の進展は、益々、勢いを増しているようです。日本政府が進めてきた対日投資誘致プロジェクト(
Invest in Japan)は、これまで目標としていた対日投資の倍増を5年間で達成し、次なる目標として新たなる5ヵ年計画を打ち出すようです。また、同時に輸出も促進するとのこと。少子化が進めば日本経済の大半を支えている国内マーケット縮小しますので、日本の未来を考えると、こういった傾向は今後ますます顕著になってくるのでしょう。
昨日、ミッドタウンにあるゲイシャ・レストランという高級日本食レストランでは、島根県松江市から、はるばるニューヨークまで老舗の和菓子屋さんたちがいらっしゃって米国人バイヤーを相手に試食会を催していたそうです。昨年が
第1回目で今回が2回目の取り組みとのこと。現場に行ったお友達からお土産で持ち帰った和菓子を頂きまいたが、すっごく美味しかったです♪
またニューヨークのミッドタウンにある国際展示場Javits Centerで開催されている
The New York International Gift Fairという展示会には、京都の伝統工芸品メーカーの方々によるジャパン・ブースがメイン会場に登場しているそうです。こちらも前回、初めて出展されたばかりだそうで、2回目の今回でメイン会場のスペースを得たんですって!注目度の高さが伺えますね。業界関係者向きのイベントなので一般の方は入れないかもしれませんが、このギフトショーの開催期間は2月2日までやってます。
日本政府や企業だけではなく、学生レベルでも、今、まさに大きなチャレンジに挑もうとしている方々がいます。2月7日(火)から11日(土)までの5日間、チェルシーの
Caelum
Galleryで、多摩美術大学造形表現学部4年生の学生によるグループ展が開催されます。オープニングレセプションは、7日午後6~8時。「
Chance Encounters」と名づけられたこのグループ展では、日本人20名とニューヨークの若手アーティスト10名の作品が展示されまして、これが卒業制作なんですって。その準備には1年かかっているというんだから凄いです。参加者代表のお二人からのメッセージがメールで届いていますので、ちょっとご紹介してみましょう。
「私たちは交流相手や展示場所を探すため、実際ニューヨークへ行きました。何十件ものギャラリーを回り、たくさんの作品を目にし、現地の美術関係者の方から色々なお話をいただいた中で、ニューヨークの街ではしっかりとした土壌の上にアートが存在していると実感しました。そのような場所で作品を発表することは、今後の私たちの作家活動の大きな刺激になると思います。
2006年2月7日(火)から11日(土)までの5日間、チェルシーのcaelum galleryにて開催します。是非皆様観に来て下さい!」(参加者代表:相良裕介、池末裕喜)
ニューヨークにいるせいかもしれませんが、ここ1~2年という短い期間でも、海外へ挑戦しようという方々が増えてきた気がします。時代の変化のスピードが速くなっているのかもしれません。こういった情報に触れるたび、とても刺激を受けます。2006年はどんな年になるのかなぁ~なんて考えると、ワクワクしてきてじっとしていられません。今年もよろしくお願い致します♪
明けましておめでとうございます。色々と忙しくてすっかりブログから離れておりましたが、皆さん、お元気でしょうか?今年のニューヨークの冬はとっても暖かくて、もう春みたいな気候になっています。天気も良いし、最高ですよー。
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