SOHOの街角で見つけた落書きに、”Make Art Not War”(戦争ではなく芸術をつくろう)のメッセージ。以前から思っていたけど、ニューヨークの街のあちこちで平和へのメッセージを目にします。自転車に”This bike is against the oil war”(この自転車は石油戦争に反対します=だからガソリンで動く自動車には乗らないよ?!)と書かれたプレートがついていることも。
こういった国際都市としての環境の中で、芸術性のある表現方法で平和の重要性を訴え続けてきた方の中の代表者的存在がOno Yokoさんです。Ono Yokoさんはこれまでに何度もタイムズ・スクエアの巨大ビルボードやニューヨーク・タイムズの一面広告を使って、平和へのメッセージを伝え続けています。ジョン・レノンさんが生きていた頃から続いている平和のメッセージの数々。この1つ1つの活動は小さな影響力かもしれませんが、その積み重ねがニューヨークに住む人々の心に大きな影響を与えているのかもしれません。今日は最後に彼女のメッセージの一部をご紹介しておきます。"War is over"(戦争は終わりだ)、"Imagine all the people living life in peace"(すべての人々が平和に生きる状態を想像してごらん)、"Give peace a chance"(平和にチャンスをあげよう)など、このどれもがジョン・レノンさんの歌をベースにしたものとなっています。