

ストリート・フェア(Street Fair)ってご存知ですか?アベニューと呼ばれる大通りをどーんと歩行者天国にして、屋台の出店がずらりとならぶ楽しいイベントです。日本でもお祭りの時にお寺の境内などに屋台が出たりしますが、ニューヨークのストリート・フェアに出る屋台はその種類が豊富!食べ物屋さんの他に、洋服屋さんや雑貨屋さん、家具屋さんや生活用品を売るお店などなんでもアリっという状況です。
ニューヨークでは、1年を通じてこのストリート・フェアが催されていますが、やっぱり春から秋にかけてこの時期が最も頻繁。多くの場合、主催者は地域毎に存在する複数の商工会議所(Chamber of commerce)となっており、開催スケジュールはそれぞれの商工会議所のサイト、または、観光情報を取りまとめているウェブサイトで確認できます。

例えば、その中の1つ、NYC Tourist.comのストリート・フェア・カレンダーによりますと、9月にはストリート・フェアが盛りだくさん。特に、9月10日、11日の週末は要チェック!この両日の中で最大規模のものは、Manhattan Chamber of Commerce(マンハッタン商工会議所)主催の30th Annual MCC Third Avenue Community Benefit Festivalのようです。開催時期は、9月11日の午前11時~午後5時半まで。場所は、3rd Avenueの66~86丁目間。このストリートフェアには、800店を超える屋台と2つのイベント・ステージが登場し、100万人を超える人出が予想されているそうです。


さて、そんなストリート・フェアですが、やっぱり一番の魅力は安くて美味しい屋台の食べ物でしょう!?街角の各所にストリート・ベンダーがお店を出しているニューヨークでは、屋台って言ってもそんなに珍しくないだろうなぁ、な~んて思っていたのですが、実際にストリート・フェアに行ってみると普段は目にしない美味しそうなB級グルメが目白押しとなっております。
今回、特に美味しかったのが、Asian Delightsという名前の屋台で売っていた"照り焼き串焼きチキン”(3ドル)。表面はカリっと香ばしく、中はジューシーに焼きあがったおっきな焼き鳥に、程よい甘辛さの照り焼きソースがかかったものでした。そこらじゅうにシシカバブ系の屋台が出ていて、一見似たような焼き鳥も沢山ありましたが、ここの屋台の焼き鳥は別格ですっ!食べ歩きながら見ていたのですが、食べ終わったあと戻ってもう1本買おうと思ったほどでした。
次に、美味しかったのが、焼きとうもろこし!これまたいくつも同じように焼きとうもろこしを売っている屋台があるのですが、葉っぱつきのまま焼いていたこの屋台のとうもろこしがグッドでした。お値段は1本2ドル。なんか焼け焦げみたいになってて一瞬不安なのですが、食べてみると、とうもろこし1粒1粒の甘みがたっぷり。上にかけてくれたバターがまたこのとうもろこしによくあいます。葉っぱつきのまま焼くという焼き方に何か秘密があるのかも?!なんて勝手に想像してしまいましたが、どうなんでしょう?

【ご参考情報】
・
NYCTourist.com:ストリート・フェアのカレンダー
・
マンハッタン商工会議所:9/11のストリート・フェアの説明ページ
照り焼き串焼きチキンもとうもろこしも、どちらもストリート・フェア以外では見たことのない屋台です。もし普通にストリート・ベンダーでお店を出したら行列ができるだろうなって思うのですが、彼らは普段何をしているんでしょうね。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」