ほんの数年前まで、オンライン・ショッピングの成長が続かどうかは、商品を配達する配送業者の運送能力のキャパシティ次第。それによってオンライン’ショッピングと言うビジネスの未来が変わる。特に、ラストマイルと呼ばれる配送先までの最後の距離は、コストがかかり過ぎてそう簡単に手を付けられない。
・・・と言われていましたが、どうやらWalmartは、そのあたりの課題を完全にクリアしてるみたい。
ウォルマート、速達サービスを午後10時まで拡大
記事によると…
ウォルマートのeコマース売上は急成長を続けており、サムズクラブの第2四半期のオンライン売上は、カーブサイドが牽引して18%の伸びを記録した。
2月、ウォルマートは、店舗受取型配送の売上が過去2年間で3倍近くに増加し、毎月10億ドル以上の売上があると発表したと、姉妹誌サプライチェーン・ダイブが報じた。
同社は火曜日、InHomeデリバリーサービスにも注目した。2019年に初めて開始されたInHomeは、ウォルマート+会員に追加することができ、ウォルマートが顧客のガレージ、キッチンカウンター、冷蔵庫に注文品を配達することができる。InHomeはまた、返品を受け取り、店舗に持ち帰ることもできる。ウォルマートによると、InHomeは現在マイアミ、ダラス、サンフランシスコを含む46の市場で利用可能で、3500万世帯をカバーしている
えーと、ここに出ているInHomeについてとりあげているCNBCのニュースをご参考まで。今年1月のものですが、まだコストが割に合わないんじゃないかとか言ってます。
ウォルマート、冷蔵庫への直接配達サービス InHome を 3,000 万世帯に拡大ウォルマート、速達サービスを午後10時まで拡大
その他、ここまでのニュースには全く出てきていませんが、近年、ウォルマートは、配送関連の根本的な能力を高め、コストを低減するための様々な取り組みを進めておりまして、例えば、トラックの地黄運転化、ドローンを使った配送、4500台ものEVの導入等々:
ウォルマート、自律走行型ドライバーレス配送でオンライン販売を強化
ウォルマート、ドローン配送を開始
ウォルマートの未来はここにある(カヌー×ウォルマート)
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