最近(2023年7月5日付)、日経ビジネスで:
・・・という記事を見かけまして、「検索数はピーク時の半分に…」って本当?と気になり、Google Trendで見てみたところ、冒頭のスクリーンショットのとおり。
確かに、ChatGPTの検索数は、ピーク時(2023年4月23~29日)の半分くらいになってます。
でも、そもそもChatGPTが公開されたのは、昨年、2022年11月30日で、まだ1年も経ってません。
冒頭の検索数のグラフのとおり、ChatGPTの検索数は最初にびょんと増え、それがいったん半減し、その後、急激にではなくジワジワとゆっくり増えていって、そして、ゆっくり減少しつつある感じ。
ポイントは、急激に増えて、急激に減ったワケじゃないってこと。
ピーク時にChatGPTに触れた方々が、 ChatGPTというコトバをその後検索しなくても良いように、アプリをダウンロードしたり、関連サイトをブラウザーのお気に入りにブックマークするなどしたため・・・、つまり、一過性のブームではなく、必須ツールとして定着したからこそ「検索数はピーク時の半分に…」になってると考えた方がよいかも?
また、もともとこの手の最新テクノロジーは、万人向けではありません。
ごく一部のこの手の最新テクノロジーを活用できる能力がある人々じゃないと、響きにくい、要するに興味や関心を持たれにくいんじゃないでしょうか。
その傾向も、以下のとおり、ハッキリと出てます。
このマップからすると、ごく一部のこの手の最新テクノロジーを活用できる能力がある人々がより多く住む都市部の地域の方が、検索数は多いっぽいです。
つまり、ChatGPTへの関心は、ごく一部のこの手の最新テクノロジーを活用できる能力がある人々の間では、引き続き高く、そうでない人々の間では低くなりがちで、その格差は、今後、ますます広がっていく…ということなのかも?
その他、ChatGPTと一緒に検索された関連トピック(関連用語)など、以下、ご参考まで:
ChatGPTと一緒に検索された関連トピック(関連用語)
ChatGPTと一緒に検索された関連クエリー(関連質問)
〔ご参考〕
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