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お菓子に続いて、アメリカの10代の若者世代に人気のレストラン(飲食店)のランキング。その上位5位まで、直近の2023年春、2022年秋、2022年春の3回分の動きを冒頭の図のとおりまとめてみましたので、時系列でみて見ましょう。
まず、人気のレストランって言っても、全米各地に住んでいる10代の子たちが調査対象ですので、必然的に、広く全米各地にチェーン展開している飲食店がランクインしやすくなる傾向があります。
そのうえで、1位はずっと、Chick-fil-A(チックフィレイ)。
日本に上陸してないアメリカのファスト・フード・チェーンですので、「何それ?」、「チックフィレイなんて知らないよ」って方も多いと思いますが、アメリカでは、めちゃめちゃ有名な鶏肉料理(フライド・チキンなど)に特化したファストフード・チェーン店。
その規模は、
Chick-fil-A generated $16.7 billion in sales in 2021 and is the third largest restaurant chain in the United States behind Starbucks and McDonald’s.
チックフィレイは、2021年に167億ドルの売上をあげており、スターバックス、マクドナルドに次ぐ米国第3位の外食チェーンです。
とのこと。
スタ=バックス(コーヒー)とマクドナルドは、日本にもある・・・というか、もはやかなりお馴染みですので説明不要ですよね。そのほか、アメリカにはいーっぱいいろいろな外食チェーン店がありますが、スタバ、マックの次に大きいのが、実はこのChick-fil-A(チックフィレイ)なのです。
まさに、知っておくべきアメリカのファスト・フード店の1つと言えるでしょう。
ただし、パイパー・サンドラーによる半期「ティーンエイジャーとの対話」調査では、ずっと1位を維持してはいるものの、たった1年で、市場シェア(支持率)を5%も下げてます。
何があったのか? これは、たぶん、Chick-fil-A(チックフィレイ)経営層の持つ強すぎる保守派寄りの思想(反中絶、反同性婚、などなど)の影響かも???
Chick-fil-A(チックフィレイ)は、かなり以前から、その経営層の持つ強すぎる保守派寄りの思想が問題視されているんですよ。日曜日は、全店お休みなのも「日曜日は教会に行く日だから」というChick-fil-A(チックフィレイ)社の保守派寄りの思想が反映されたものだったりします。うーむ。
でも、じゃぁ、昨年2022年春から秋のわずか半年間で、市場シェアが14%から7%へ半減し、2位から4位に2ランクもダウンしたメキシカンのファスト・フード・チェーンのChipotle (チポトレ)には、何が起こったの?
つい先日、
あと、地味にマクドナルドの人気が高い。ずっと4位。しかも、4%から6%へ、じわじわ市場シェア(支持率)をアップしています。これも、もっと詳しく調べてみると、何か意外な発見があるかも?
(ご参考)
04/04/2023 | 10:00:00 AM
【"Taking Stock with Teens surver" by Piper Sandler特集】
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