
前回の続きで、NHK Worldによる興味深いドキュメンタリー番組、『スティーブ・ジョブズと日本』(Steve Jobs and Japan)から。
スティーブ・ジョブズさんのご自宅の書斎の壁には、3つの額が飾られていて、その3つの額には、ジョブズさんの人生に大きな影響を与えた人物とアート作品が入っています。
それが、冒頭のスクリーンショット。
左から、アインシュタインの写真、ガンジーの写真、そして、日本の新版画、五代目 鳥居清忠(ごだいめ とりい きよただ)の朝寝髪(あさねがみ)。
五代目 鳥居清忠(ごだいめ とりい きよただ)の朝寝髪(あさねがみ)
Morning Hair (Asanegami)Date:1930/31
https://www.artic.edu/artworks/62367/morning-hair-asanegami
実際のジョブズさんのお部屋の壁も出てきます
こんな3つの取り合わせは、交わることのない奇妙な組み合わせな気もしますが・・・
ジョン・スカリーに言わせると、まったく奇妙なことじゃない、とのこと
なお、ジョン・スカリー(John Sculley)は、1981年、Apple Computerにマーケティングに優れた役員を探していたスティーブ・ジョブズが、当時ペプシコーラの事業担当社長をしていたスカリーに白羽の矢を立て、18ヶ月に渡って引き抜き工作を行って、アップルの社長に抜擢した人物。
そのときのジョブズさんの以下の口説き文句は、とても有名:”Do you want to sell sugared water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world?”(このまま一生砂糖水を売り続けたいのか、それとも私と一緒に世界を変えたいのか?)
新版画のシンプルで洗練された美しさに影響を受けたジョブズさんは・・・
まさに、その特徴をアップル社そのものや、アップル社製品の長所としてアピールしていきました
Sophisticated design makes it simple(洗練されたデザインでシンプルに)
Simplicity is the ultimate sophistication(シンプルさは究極の洗練である)


(ご参考)
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