ChatGPT他、便利なAIツール特集の途中ですが、ビル・ゲイツさんによる:「18カ月以内にチャットAIが子どもたちに読み書きを教育するようになる」
とか、
「AIは最終的に人間と同じくらい優れた家庭教師になることができます」
・・・というご発言を聞いて、ふと、あ、そう言えば、アメリカの子ども向けのニュースでは、ChatGPTとか、AIツールについてどのように取り上げているのかな? あるいは、まだ取り上げていないのかな?と気になりまして、ちょっと確認してみました。
2020年4月15日から、米国4大ネットワークTV局の1つであるNBCが、夜の看板ニュース番組(Nightly News with Lester Holt、ナイトリー・ニュース・ウィズ・レスター・ホルト)の中で放送を開始した、10分ほどの子ども向けのニュース(Kids Edition、キッズ・エディション、6~16歳が対象)。
これ、なかなか興味深いアイデアというか、企画ですよね。
だって、不定期ですけど、夜のニュース(厳密には、放送時間が米国東部時間の夜6時半から30分なので、日本の感覚だと夕方ニュース?)の中で、子ども向けのニュースだけのコーナーがあるんですよ。
子ども向けって言っても、じゃ、何が子ども向けなのか?って考えちゃうじゃないですか。
もちろん、子どもが見ても分かりやすい内容ということは、まず基本にあるのでしょうけれど、そもそもどういうテーマを取り扱うべきかとか、それをどういうふうに取り上げるべきかとか、いろいろ考慮すべきことがあるわけです。
そして、その結果、できあがったニュースは、確かによく練られ、洗練されているというか、それでいて基礎の基礎というか、変な誤解やツッコミを受けにくく、物事の本質をついていることが多い・・・。
そんなワケで、うちのブログでは、その第一回目や、その後、気になる放送回がある度、ご紹介しております。
で、その子ども向けニュースで、ChatGPTとか、AIツールについて取り上げているのか、改めてざっと確認してみましたが、やっぱり、この話題は、現在、賛否両論、あまりにもいろいろな意見が飛び交っているということなのでしょう、まだ取り上げてないみたい。
まぁ、でも、逆に、この子ども向けニュースで取り上げるとしたら、どんな内容に練り上げられ、仕上げられてくるのか、楽しみが増えました。
それはそうとこの子どもニュース、昨日4月29日の放送で、初めてスタジオ観覧者を入れて収録する試みをやっておりました。
しかも、その観覧者っていうのが、全員、子ども‼ なに、これ、めっちゃ可愛い‼
ニュース番組にスタジオ観覧者、しかも全員子ども‼を入れるなんて、こんなの今まで見たことないです。
おかげで、これニュース番組なのに、番組進行中に何かある度に、チビッ子たちからキャー、ワーと歓声があがったり、拍手が沸き起こったり。番組の看板のアンカーさんならまだしも、お天気キャスターさんですら、まるでスーパー・スターのように観覧席のチビッ子たちとコール&レスポンスを繰り広げたりしています:) 番組の勢いがすごい。
なんでこうなったのか、よく分かりませんが、急に、大幅にバージョン・アップした印象。
日本のテレビ番組制作関係者さん、特に、こういうニュース番組に携わっている方は、一度、見ておいた方が良いと思います。
以下、ご参考まで。
スタジオ観覧席は、子どもだけ
ニュース番組とは思えません
〔ご参考〕
【NBC Nightly News with Lester Holt: Kids Edition特集】
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。